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1600年に起きた“天下分け目の戦い”と呼ばれる関ヶ原の合戦が描かれる本作。岡田が西軍を率いる石田三成、役所広司が東軍の総大将・徳川家康に扮し、東出は小早川秀秋役で出演した。
公開前に東京・神田明神で行われたイベントにて、本作の“鬼ヒット”を祈願した岡田。公開から9日で動員96万7000人、興行収入11億8000万円を突破したことから、「鬼ヒットということで、この場所に立てるのをうれしく思っております」と挨拶する。続けて「鬼ヒットの上には、“修羅ヒット”っていうのがあるので。なんとか修羅まで行けたら」と野望を語ると、現場で“鬼”呼ばわりされていた原田から「次の現場で修羅になってもいいってこと?」という声が。すると岡田は「監督の修羅は勘弁してもらいたい。でも、修羅も見てみたいですね」と笑う。
またイベント中には、東出が「僕自身が歴史好きなので、自然と歴史好きの友達が増えてきた。そういう人たちが『関ヶ原(の合戦)をこうやって映画化してくれてよかった、この関ヶ原でよかった』と言ってくれるし、僕もそう思う」と話していたところ、横から岡田が「今、東出スマイルしてる?」と口を挟む一幕も。岡田は「業界内で有名な東出スマイルっていうものがありまして。目が笑ってないけど口だけ笑うっていう怖いやつです」と説明し、東出がそれを実演。「いつか僕もできるようになるって約束したので、どこかでやります」と言う岡田に、東出は「絶対やらないでしょ!」とツッコんだ。
イベントの後半には、岡田が演じた三成の15代目子孫・石田秀雄氏がステージへ。石田氏は、「今まで石田三成と小早川秀秋は、冷徹な小役人と凡庸な裏切り人として捉えられてきたんですが、今回の映画で見事に払拭された。三成は人間味を兼ね備えた人物に、秀秋は利発な武将として描かれていました。これを機に再評価が起こると思うので、2人をよろしくお願いします。これで死んでも死にきれます!」と感想を語る。
三成が過敏性腸症候群を患っていたという逸話について、石田氏は「胃腸炎は15代続いています。私の家では“三成腹”と言うんですけど。私は昨日も胃腸炎だったので、薬で抑えてきました」と明かし、登壇者たちを驚かせる。岡田は演じるうえで“腹痛”を裏テーマにしていたそうで「台本にはなかったんですけど、例えば顔を洗っているシーンもお腹が痛いんだと思いながら演じていました。話しているときに目をつぶっているところがあるのも、お腹が痛いからなんです」と告白。映像からそれを感じ取っていた石田氏がうなずくと、岡田は「絶対伝わらないと思っていたので、一族の方にわかっていただけてうれしい!」と笑顔を見せた。
最後に岡田が「この規模で時代劇を作るというのはすごく意義のあることだと思っています。時代劇は日本の文化だと思うので、たくさん観ていただきたいです」と挨拶し、舞台挨拶は終了した。
「関ヶ原」は全国で上映中。
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岡田さん"演じるうえで“腹痛”を裏テーマにしていた"
石田家ご子孫「胃腸炎は15代続いています。私の家では“三成腹”と言う」
やめてあげて…!(笑)
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