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本作は、司馬遼太郎の同名小説を原作にした時代劇。石田三成を演じた岡田は「直球で勝負する役柄が続いていたので、石田三成で『関ヶ原』と聞いたときはどうしようかと思いました。ただ司馬遼太郎先生の『関ヶ原』は、小学生の頃に読んで歴史好きになったと言っても過言ではない作品ですし、原田監督が『関ヶ原』を作るのを見たい気持ちがすごくありました」とオファーを受けたときの心境を明かす。
「原田組に参加できること、また役所さんと共演できることがうれしかったですね」と続ける岡田に、徳川家康を演じた役所も「家康はじじいがやる役だと思っていたんですが、僕はじじいになっているんだなと(笑)。何の違和感もなく台本を読みました。原田監督がいつかは映画化したいと願っていた『関ヶ原』に参加できること、岡田くんと一緒に原田組で働けることが楽しみでした」と共演の喜びを語った。
原田は、本作の構想に25年かかったことに触れ「25年前、岡田さんは11歳ですから、大人になって石田三成にふさわしい顔かたちになるのをずっと待って、今、このタイミングです。ただ、役所さんがじじいになるのは待てなくて(笑)」と役所の言葉に冗談交じりに応答。続けて「化けられる、変化球を投げられる役所さんに期待して家康をお願いしました」と述懐した。
ゆかりの地愛知でのイベントということもありトークは自然と家康の話に。岡田は「家康公は怪物ですよね。その怪物を俳優界の怪物が演じてますから」と述べ、「僕は対極の役なので感情が表に出るように演じていますが、家康公は言える場所では三成のこともウワーッと言いますけど、腹にためて人前では言わない。現場でも僕はずっと睨んでいるんですけど(笑)、家康公は流してくれるし、受け止めてくれたりする。役所さん演じる家康公と戦えたことが本当に幸せでした」と撮影を振り返った。
「関ヶ原」は8月26日より全国ロードショー。
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