8月26日に封切られる「
1600年に起きた“天下分け目の戦い”と呼ばれる関ヶ原の合戦が描かれる本作。岡田が西軍を率いる石田三成、役所広司が東軍の総大将・徳川家康に扮したほか、平が島左近、滝藤が豊臣秀吉、中越が花野を演じた。家康が関ヶ原の戦いの際に必勝祈願を行ったという神田明神で、西軍側の人物を演じたキャスト陣が映画の大ヒットを祈願する。
祈願の前に祭務所で行われたトークセッションにて、ひと足先に本作を鑑賞したという岡田は「原田さんの映画は、1人ひとりの武将やキャラクターが生き生きとしていて愛情が込められているんです。だからそれぞれのスピンオフも観たくなってしまうような映画」と太鼓判を押す。そして撮影初日の滝藤とのやり取りを「待機している間、滝藤さんがものすごく緊張されてたみたいで、僕に『岡田くーん、読み合わせしない?』って(笑)」とモノマネをしつつ回想。「実際に姫路城の石垣の上で撮影したんですが、そのときの滝藤さんの後ろ姿は秀吉そのものでした」と語った。
映画の原作である司馬遼太郎の小説「関ヶ原」はかつてドラマ化もされたが、原田は本作を新しい切り口で描きたかったという。「今までの日本映画で時代劇、特に戦国ものでは女性の役割が蔑ろにされがちだった。だからこの作品では女たちの勢いを全面に押し出したいなと思いました」と語る。そして左近の妻であり、合戦時に医師として負傷兵の治療を行った花野を演じた中越は「たくましい、肝っ玉の座ったかっこいい女性」と自身の役柄を評した。
イベントでは関ヶ原の戦いにちなみ、“人生における決戦の日”というテーマでキャスト陣が川柳を披露するコーナーも。岡田は「鬼が出て 鬼締め決めて 鬼ヒット」という自身の川柳について「“鬼が出て”は撮影中、関ヶ原には鬼が出るっていう噂を僕が勝手に流してて。まあ原田監督のことなんですけど(笑)」と述べ、さらに「気合いのいる撮影のときに衣装の甲冑をきつく締めてもらってて。それを衣装さんと“鬼締め”と呼んでたんです」と裏話を明かしつつ説明した。そのほか平は「関ヶ原 のるかそるかの ヒラ左近」、滝藤は「ド緊張 10年振りに 原田組」、中越は「秋の空 我が子と共に いざ合戦」という川柳を披露した。
その後、神田明神の社殿で行われた大ヒット祈願。岡田はその際の心境を「とても神聖な気持ちになりました。大ヒットに向けていい祈願ができたと思います」と振り返り、「家康公に縁のある神田明神ということで役所さんにもしっかりと伝えます」と約束した。
※記事初出時より画像を2点追加しました。
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