娘を殺した加害者の死刑を止めようと母が葛藤、釜山映画祭出品作が公開

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第21回釜山国際映画祭ニューカレンツ部門出品作「HER MOTHER 娘を殺した死刑囚との対話」が、9月9日から10月6日にかけて東京・新宿K's cinemaで上映される。

「HER MOTHER 娘を殺した死刑囚との対話」

「HER MOTHER 娘を殺した死刑囚との対話」

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「HER MOTHER 娘を殺した死刑囚との対話」ポスタービジュアル

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本作は、一人娘を殺害された母・晴美を主人公とした物語。加害者である娘の夫に死刑判決が下るも、娘の秘密を知る晴美は死刑を止めようと考え始める。YouTubeで公開中の予告編には、父と母がそれぞれの立場から娘の死や死刑制度と向き合い、葛藤するさまが収められた。キャストには晴美役の西山諒のほか、西山由希宏、荒川泰次郎、岩井七世らが名を連ねる。

監督を務めた佐藤慶紀は「本作のテーマは対話です。それも憎しむべき相手との。憎しむ相手を非難するだけではなく、憎しむ相手と向き合う可能性。人間には様々な感情があります。きっと憎しみと赦しの間にも、言葉にならない感情があるのではないでしょうか。そんな感情のグレーゾーンを、対話を通して描けたらと思い本作を制作しました」と語った。

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(c)『HER MOTHER』製作委員会

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