映画ナタリー - 話題の映画・ドラマ情報など最新ニュースを毎日配信

あなたの好きなピンク映画は?監督・俳優賞も選出する「ベストテン2019」開催

418

投票を呼びかける上野オークラ劇場のマスコットガールきみと歩実。

投票を呼びかける上野オークラ劇場のマスコットガールきみと歩実。

「ピンク映画ベストテン2019」の表彰式が5月5日に東京・上野オークラ劇場で開催される。

ピンク映画雑誌「PG」編集長の林田義行が主催していたピンク大賞が2019年に第31回で幕を閉じたことを受け、映画監督であり映画雑誌「シネ★マみれ」の編集長である切通理作が立ち上げた「ピンク映画ベストテン」。同イベントでは優れたピンク映画作品、キャストやスタッフに賞が与えられる。

このたび作品賞、監督賞、脚本賞、主演女優賞、助演女優賞、新人女優賞、主演男優賞、助演男優賞、技術賞、功労賞が設けられることが明らかに。賞の対象となるのは2019年に公開されたピンク映画38本とその出演者、スタッフとなる。ピンク映画では女優が主演するため、主演男優賞、助演男優賞の対象者は鑑賞者の印象で決めてよいとのこと。また技術賞は監督、脚本家以外の技術スタッフ、功労賞はピンク映画の制作および興行に関わるすべての人が候補者となる。

受賞作品、受賞者はファンの投票によって決定。投票は4月1日まで受け付ける。投票用紙は上野オークラ劇場と神奈川・横浜光音座で配布されているほか、希望者には郵送で投票用紙が送られる。詳細は「シネ★マみれ」公式サイトで確認を。

なお2019年9月24日に死去した俳優の櫻井拓也、同年10月10日に死去した映画監督の関根和美も投票の対象者となっている。数々のピンク映画に出演してきた櫻井は第30回ピンク大賞で男優賞に輝き、関根は100本以上のピンク映画を手がけてきた。

切通はピンク大賞が終了したことに触れ「毎年、ピンク映画の賞を楽しみにして『今年はこの映画が本命だな』とか『この人を個人賞に推したい』等々、予測を立てながら作品を注視している人たちのホットな場が、なくなってしまうのをもったいなく思いました」と述べ、「林田さんや共同主催であったオーピー映画さんにご挨拶をさせて頂いたうえで、あくまで『引き継ぐ』というかたちではなく、ピンク映画ファンの1人として、2019年度作品を対象とした『ピンク映画ベストテン』を立ち上げたく思い、ここに公表する次第です」とコメント。そして「これまでピンク映画を応援してきた皆さん、映画好きでピンク映画にも視野を広げたく思っている皆さん。ご関心を向けてくだされば嬉しく思います」と思いをつづった。

ピンク映画ベストテン2019 表彰式

2020年5月5日(火・祝)東京都 上野オークラ劇場
料金:大人 1700円 / 学生 1400円 / シニア 1400円 / 障害者手帳の所持者 1400円(付き添い1名まで同額)

ピンク映画ベストテン2019 対象作品と主な対象者

※★は新人女優賞対象者
※ピンク映画では女優が主演するため、主演男優賞、助演男優賞の対象者は鑑賞者の印象で決めてよいとのこと

「痴漢電車 食い込み夢マッチ」
監督:加藤義一
脚本:筆鬼一
主演女優:桜木優希音
助演女優:浅美結花(★) / 美泉咲 / しじみ
出演男優:櫻井拓也 / 小滝正大 / 山本宗介 / 泉正太郎 / 広瀬寛巳ほか

「快感ヒロイン ぷるるん捜査線」
監督:渡邊元嗣
脚本:増田貴彦
主演女優:妃月るい
助演女優:美咲結衣 / 桜ちなみ / 原美織
出演男優:ケイチャン / 小滝正大 / 津田篤ほか

「密通の宿 悦びに濡れた町」
監督:竹洞哲也
脚本:当方ボーカル
主演女優:なつめ愛莉
助演女優:南涼 / 倖田李梨
出演男優:細川佳央 / 森羅万象 / 櫻井拓也ほか

「濡れた愛情 ふしだらに暖めて」
監督:高原秀和
脚本:高原秀和 / 宍戸英紀
主演女優:小倉由菜(★)
助演女優:並木塔子 / 涼南佳奈
出演男優:那波隆史 / 吉田憲明 / 櫻井拓也 / 稲田錠 / 山岡竜生 / 泉正太郎 / 山本宗介 / 可児正光 / 下元史朗ほか

「凌辱ホステス ぶち込まれて」
監督・脚本:清水大敬
主演女優:海空花
助演女優:水谷あおい / 成宮いろは / 望月りさ(★) / 藍色りりか
出演男優:野村貴浩 / 佐々木狂介 / 清水大敬 / 細川佳央 / 折笠慎也ほか

「牝と淫獣 お尻でクラクラ」
監督・脚本:後藤大輔
主演女優:和田光沙
助演女優:新村あかり(★) / 相澤ゆりな / 原田夏美 / 月夜野卍
出演男優:なかみつせいじ / 小滝正大 / 櫻井拓也ほか

「激イキ奥様 仕組まれた快楽」
監督・脚本:関根和美
主演女優:優梨まいな
助演女優:浅美結花(★) / 里見瑤子
出演男優:津田篤 / 竹本泰志 / なかみつせいじ / 安藤ヒロキオ / 折笠慎也ほか

「ホロ酔いの情事 秘め事は神頼み」
監督:竹洞哲也
脚本:深澤浩子
主演女優:川上奈々美
助演女優:相澤ゆりな / 川崎紀里恵
出演男優:イワヤケンジ / 津田篤 / 櫻井拓也ほか

「姉妹事件簿 エッチにまる見え」
監督・脚本:吉行由実
主演女優 :一ノ瀬恋
助演女優:北乃みれい(★) / 倖田李梨
出演男優:可児正光 / ダーリン石川ほか

「人妻の吐息 淫らに愛して」
監督:加藤義一
脚本:伊藤つばさ / 星野スミレ
主演女優:古川いおり
助演女優:酒井あずさ / 涼南佳奈
出演男優:なかみつせいじ / 安藤ヒロキオほか

「ツンデレ娘 奥手な初体験」
監督:小関裕次郎
脚本:井上淳一
主演女優:あべみかこ(★)
助演女優:月ヶ瀬ゆま(★) / 美原すみれ(★)/ しじみ / 佐倉萌 / 和田光沙
出演男優:市川洋平 / ダーリン石川 / 西田竜樹 / 山本宗介 / 可児正光 / 安藤ヒロキオ / 森羅万象ほか

「溢れる淫汁 いけいけ、タイガー」
監督:国沢実
脚本:切通理作
主演女優:佐倉絆
助演女優:橘メアリー / 原美織
出演男優:小滝正大 / 安藤ヒロキオほか

「5人の女 愛と金とセックスと…」
監督:小川欽也
脚本:水谷一二三
主演女優:涼南佳奈 / 水城奈緒(★) / 成沢きさき(★) / 初美りん / 西森エリカ
出演男優:平川直大 / なかみつせいじ / 久須美欽一 / 姿良三ほか

「ギャル番外地 シメさせてもらいます」
監督・脚本:山本淳一
主演女優:霜月るな(★)
助演女優:神楽アイネ(★) / CHIHIRO(★) / 豊岡んみ(★)
出演男優:萬野崇博 / ワニ完才 / 小野修 / 園田シンジほか

「好色男女 セックスの季節」
監督・脚本:佐々木浩久
主演女優:栄川乃亜
助演女優:川菜美鈴(★) / 高梨りの(★) / 長谷川千紗
出演男優:久保新二 / 金剛地武志 / 野田博史 / 内堀太郎 / 石川雄也 / 折笠慎也ほか

「性感治療 股ぐらの処方箋」
監督・脚本:佐々木浩久
主演女優:早川瑞希(★)
助演女優:西村ニーナ / しじみ / さくらみゆき / 吉行由実
出演男優:野田博史 / 加藤幹也 / 折笠慎也 / 高橋洋 / 白石雅彦 / 飯島洋一 / 加藤賢崇ほか

「たわわな気持ち 全部やっちゃおう」
監督・脚本:古澤健
主演女優:松本菜奈実(★)
助演女優:あけみみう(★) / 加藤ツバキ
出演男優:古澤健 / 川瀬陽太

「若妻トライアングル ぎゅっとしめる」
監督・脚本:山内大輔
主演女優:きみと歩実
助演女優:桜木優希音 / 真木今日子
出演男優:泉正太郎 / 安藤ヒロキオほか

「平成風俗史 あの時もキミはエロかった」
監督:竹洞哲也
脚本:当方ボーカル
主演女優:友田彩也香
助演女優:なつめ愛莉 / 卯水咲流 / 若月まりあ / 東凛
出演男優:細川佳央 / 櫻井拓也 / 折笠慎也 / 可児正光ほか

「悶絶劇場 あえぎの群れ」
監督・脚本:谷口恒平
主演女優:横山夏希(★)
助演女優:霧島さくら / 永瀬愛菜(★)
出演男優:関幸治 / 細川佳央ほか

「憂なき男たちよ 快楽に浸かるがいい。」
監督:松岡邦彦
脚本:金田敬
主演女優:並木塔子
助演女優:黒川すみれ(★) / しのざきさとみ
出演男優:柳東史 / 太三ほか

「変態怪談 し放題され放題」
監督・脚本:山内大輔
主演女優:星川凛々花(★)
助演女優:並木塔子 / 玉木くるみ(★)
出演男優:安藤ヒロキオほか

「風俗図鑑 ヤレない男たち」
監督:竹洞哲也
脚本:当方ボーカル
主演女優:辰巳ゆい
助演女優:東凛 / なつめ愛莉 / 友田彩也香 / 卯水咲流
出演男優:ケイチャン / 吉田覚丸 / 櫻井拓也 / 折笠慎也ほか

「未亡人下宿?エピソード3 裏口も開いてます」
監督・脚本:清水大敬
主演女優:三島奈津子(★)
助演女優:成宮いろは / 長谷川千紗 / 大山魔子 / 海空花
出演男優:フランキー岡村 / 折笠慎也 / 安藤ヒロキオ / 清水大敬ほか

「爛れた関係 猫股のオンナ」
監督・脚本:工藤雅典
主演女優:並木塔子
助演女優:相沢みなみ(★) / 長谷川千紗 / 佐々木麻由子
出演男優:竹本泰志ほか

「好き好きエロモード 我慢しないで!」
監督:渡邊元嗣
脚本:増田貴彦
主演女優:神谷充希(★)
助演女優:横山みれい / 美咲結衣 / 山口真里
出演男優:ケイチャンほか

「濡れ絵筆 家庭教師と息子の嫁」
監督:加藤義一
脚本:深澤浩子
主演女優:古川いおり
助演女優:神咲詩織 / 成沢きさき(★)
出演男優:森羅万象 / 竹本泰志/ 折笠慎也 / 深澤幸太ほか

「バージン協奏曲 それゆけ純白パンツ!」
監督・脚本:小栗はるひ
主演女優:神宮寺ナオ(★)
助演女優:西田カリナ(★) / 藤川菜緒(★) / 後藤つき(★) / 星美りか
出演男優:松嵜翔平 / 浦山佳樹 / 西山由希宏 / 鈴木太一 / 折笠慎也 / 真樹孝介ほか

「おせんち酒場 君も濡れる街角」
監督・脚本:関根和美
主演女優:梨々花(★)
助演女優:水城奈緒 / 涼南佳奈
出演男優:折笠慎也 / 安藤ヒロキオほか

「淫美談 アノコノシタタリ」
監督・脚本:角田恭弥
主演女優:なつめ愛莉
助演女優:加藤絵莉 / 瀬乃ひなた(★)
出演男優:増田朋弥 / 可児正光 / 石橋侑大 / 春園幸宏 / 榊英雄 / 川瀬陽太ほか

「不倫、変態、悶々弔問」
監督:竹洞哲也
脚本:当方ボーカル
主演女優:高瀬智香(★)
助演女優:涼城りおな(★) / 彩奈リナ(★)
出演男優:森羅万象 / ケイチャン / 小林節彦 / 櫻井拓也ほか

「スペース・エロス 乳からのメッセージ」
監督:国沢実
脚本:国沢実、高橋祐太
主演女優:南梨央奈
助演女優:笹倉杏(★) / 橘メアリー
出演男優:吉良星明 / 滝川拳ほか

「愛憎のうねり 淫乱妻とよばれて」
監督:加藤義一
脚本:筆鬼一
主演女優:佐倉絆
助演女優:涼南佳奈 / 里見瑤子 / 和田光沙
出演男優:津田篤 / 柳之内たくまほか

「童貞幽霊 あの世の果てでイキまくれ!」
監督・脚本:塩出太志
主演女優:戸田真琴
助演女優:きみと歩実 / しじみ / 加藤絵莉 / 西山真来(★)/ 鳥居みゆき
出演男優:星野ゆうき / 松本高士 / 岡本裕輝 / 香取剛 / ほりかわひろき / 田丸大輔 / 馬場泰光ほか

「悩殺業務命令 いやらしシェアハウス」
監督:渡邊元嗣
脚本:山崎浩治
主演女優:生田みく
助演女優:美咲結衣 / 原美織
出演男優:ケイチャン / 可児正光ほか

「おねだり、たちまち、どスケベ三昧」
監督・脚本:清水大敬
主演女優:愛原れの(★)
助演女優:今井まい(★) / 中村京子 / 海空花 / 長谷川千紗
出演男優:安藤ヒロキオ / 折笠慎也 / フランキー岡村 / 森羅万象 / 山科薫ほか

「発情物語 幼馴染はヤリ盛り」
監督:竹洞哲也
脚本:小松公典
主演女優:川上奈々美
助演女優:工藤翔子 / 辰巳ゆい
出演男優:櫻井拓也 / 細川佳央 / ささきまこと / モリマサほか

「かちんこ! - 平成仁侠外伝 -」
監督・脚本:清水大敬
出演男優:森羅万象 / 野村貴浩 / 山本宗介 / 折笠慎也 / 佐々木狂介 / 野間清史ほか

※高原秀和の高は、はしごだかが正式表記
※松嵜翔平の嵜は山冠に奇が正式表記

投票方法

上野オークラ劇場、横浜光音座のロビーに設置してある投票箱へ4月1日までに投函もしくは下記住所まで投票用紙を郵送
住所:〒166-0001 杉並区阿佐谷北 1-27-5 ネオ書房気付 「シネ★マみれ」編集部
※4月1日(水)到着分まで有効
※1人1票
※2019年公開のピンク映画を5本以上鑑賞していることが投票参加の条件

切通理作 コメント

林田義行さんが始めた「ピンク大賞」が、2018年度作品を対象にした第31回を以て終了いたしました。
林田さんをはじめ、同賞を支えてきた皆さんに、ピンク映画ファンとして、心より「お疲れ様でした」とお礼を言いたい気持ちです。

と同時に、毎年、ピンク映画の賞を楽しみにして「今年はこの映画が本命だな」とか「この人を個人賞に推したい」等々、予測を立てながら作品を注視している人たちのホットな場が、なくなってしまうのをもったいなく思いました。

林田さんは、ピンク大賞をいつかまた違うかたちで、より若い人に引き継いでほしいという希望を表明しています。そこで、彼より年長の私は、林田さんや共同主催であったオーピー映画さんにご挨拶をさせて頂いたうえで、あくまで「引き継ぐ」というかたちではなく、ピンク映画ファンの1人として、2019年度作品を対象とした「ピンク映画ベストテン」を立ち上げたく思い、ここに公表する次第です。

この賞は、次の世代の賞の主催者があらわれるまでの、暫定的なものになるかもしれませんし、未来は誰にもわかりません。「いま出来ること」をしたく思います。

受賞作品や受賞者について、私の主宰する雑誌「シネ★マみれ」誌上で掲載いたしますが、結果については、もちろん転載自由とし、広く公表させて頂くつもりです。

作品賞の他に監督、脚本、主演女優賞、助演女優賞、主演男優賞、助演男優賞、技術賞(監督、脚本家以外の技術スタッフ)、功労賞(ピンク映画制作・興行関係者全般から)のご投票を募集いたします。

選出作品の上映、受賞者の表彰式は、ピンク大賞時代に参加されてきた皆さまの混乱をきたさぬよう、同じ5月5日(火・祝)の予定で、上野オークラ劇場さんに相談に乗っていただいております。

これまでピンク映画を応援してきた皆さん、映画好きでピンク映画にも視野を広げたく思っている皆さん。ご関心を向けてくだされば嬉しく思います。
そして、今年はどの作品を選ぶのか、どの人を推すのか、考えを教えてくださればと思っております。

何卒、よろしく申し上げます。

※記事初出時、文中の人名に誤りがありました。お詫びして訂正します。

映画ナタリーをフォロー