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「帝一の國」は、昭和の日本を舞台に名門・海帝高校で繰り広げられる派閥闘争を描く学園コメディ。主人公・赤場帝一役の
当初はここまで大きなプロジェクトになると想像していなかったと話す永井。原作の耽美な世界観を表現するにあたり悩んだこともあったが、古屋と会った際に「『帝一』って耽美だったんですか!?」と逆に驚かれたと笑う。夏合宿のエピソードを描いたときにギャグで行けると吹っ切れたという古屋から「監督が楽しんでやってくれればいいんです」と言われたことで、永井は「すごく楽になり、自由に撮らせてもらいました」と当時の気持ちを振り返った。
イベントでは、キャスト陣の話題で盛り上がる場面も。永井いわく、菅田は「待ち時間も背筋が伸びて瞳孔が開き、帝一っぽかった」とのこと。「役によって目の開き方を変えるらしく。整体でツボを押してもらって(目が)パチっとなったみたいです」という裏話に、観客は驚きの声を上げた。ムードメーカーの野村に関しては、「本番前のテストでアドリブをやる“ファンタジスタ”。ずっとふざけてましたね」と永井。しかし本番になれば切り替わるので、「みんなそれぞれスイッチの入れ方が違うんですよ」という永井の話に、登壇陣は感心した様子を見せる。
さらに登壇陣が「竹内くんは、弾そのままだよね」と口々に述べると、古屋は「姪っ子や甥っ子さんがいっぱいいて、いつもちびっ子と遊んでるみたいです。目がキラキラしていて、竹内くんとだけは目が合わせられないんですよね」と告白。登壇陣は「みんな素朴でいい子だったよね」と、本作のキャスティングに満足げなようだった。
間宮についても「そのへんにいそうなすごくいいやつ。歳上にも歳下にも好かれている」と語る永井に、またしても古屋らはうなずく。また帝一の親友・榊原光明役の志尊は、起用の理由が「かわいいから」と冗談交じりに明かされる。最年長の千葉については、永井より「みんなから“じじい”と呼ばれていました。ひなたぼっこしている感じでした(笑)」と目撃談が。舞台版のキャストでもあった木村了の名前も挙がり、古屋は「威厳があってカッコいい」と称賛を送っていた。
最後に永井から「それぞれのキャラクターが個性を持ってスクリーンの中でのびのびと動いているので、どのキャラが好きかお友達と話しながら楽しんでもらいたい。そういう映画だと思っています」とメッセージが送られ、イベントの幕が下りた。
「帝一の國」は4月29日より全国ロードショー。
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- 映画「帝一の國」予告編
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「帝一の國」菅田将暉や竹内涼真は役柄そのまま!?監督がキャスト秘話明かす - 映画ナタリー https://t.co/MDeCHuTHkR
「役によって目の開き方を変えるらしく。整体でツボを押してもらってパチっと」 という将暉くんの役作りは、海月姫でもあった記憶が(*^ ^*)