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原田泰造主演で小説「ミッドナイト・バス」映画化、「ジャンプ」の監督と再タッグ

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「ミッドナイト・バス」製作発表記者会見の様子。左から竹下昌男、川井郁子、小西真奈美、原田泰造、山本未來、新潟日報社の小田敏三代表取締役社長。

「ミッドナイト・バス」製作発表記者会見の様子。左から竹下昌男、川井郁子、小西真奈美、原田泰造、山本未來、新潟日報社の小田敏三代表取締役社長。

伊吹有喜の小説「ミッドナイト・バス」が、原田泰造主演で映画化決定。本日2月26日に新潟・新潟日報メディアシップで製作発表記者会見が開催された。

本作は、東京での仕事を辞め、故郷の新潟で深夜バスの運転手となった男・高宮利一を主人公にした家族ドラマ。利一と元妻の再会をきっかけに、一度は壊れた家族が葛藤しながら再出発していくさまが描かれる。

原田が利一を演じ、16年前に別れた元妻・加賀美雪役を山本未來、利一の現在の恋人・古井志穂役を小西真奈美が務める。さらに利一の子供たちに「サバイバルファミリー」の葵わかなと「SCOOP!」の七瀬公が、美雪の父親に長塚京三が扮する。メガホンを取ったのは、原田の映画初主演作「ジャンプ」の監督でもある竹下昌男。そして「トロッコ」「北のカナリアたち」の川井郁子が音楽を担当する。

記者会見にて原田は、竹下と再びタッグを組むことについて「前の作品(『ジャンプ』)から約12年経ちますが、その時に一から教えていただいたので、先生に会えるようでうれしかったんです。今は、どこか傷付きながらも、1歩踏み出す男をどのように演じようか考えています」とコメント。さらに本作でバスの運転手を演じるにあたり、大型自動車免許を取得したことも明かした。

山本は、新潟県内でのクランクインを控え「どのような関係を作り、この女性が今の家族のもとに戻っていくのかを模索しています。原田泰造さんは明るくてしゃべりやすいイメージがありますが、今は近付きすぎないよう、極力話しかけないようにしています(笑)」と話す。また小西は「ときに愛らしく、ときに切なく、丁寧に演じていけたらと考えています。そして、監督の演出、新潟の景色や空気に助けられながら、いい作品にしていけたらと思っています」と意気込みを語った。

そして竹下は、大林宣彦の監督作「この空の花 長岡花火物語」の現場に参加した際に「新潟で映画を撮りたい」と感じたそう。「今日は晴れてるなと思っていてもすぐ曇ったり、あまり晴れ間に出会うことは少ないのですが、いろんな表情があって、僕の目から見たらすごく魅力的です」とその理由を語った。

「ミッドナイト・バス」は2018年初春に全国ロードショー予定。

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