本日11月5日、「
「ボクの妻と結婚してください。」は、樋口卓治の小説をもとにしたヒューマンドラマ。余命宣告を受けたテレビ放送作家・三村修治が、妻の再婚相手を探し出すために奔走するさまが描かれる。
「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」以来、4年ぶりの映画出演となった織田は「もう一度エンジンをかけ直せるものはなんだろうと思っていたときに、この作品の脚本に出会って」と述懐。「最初は『余命半年なのにずいぶん軽いな』と感じたんですが、余命を宣告されても明るく生きようとする彼(三村)がすごく素敵に思えてきて。この役は絶対やりたいと思いました」と出演を決めた理由を語る。
織田の印象について、原田は「本当に演技に対して真面目な人。織田裕二っていう存在を忘れるくらい三村さんになりきっていた」と述べ、「ある日ロケをしていたら、年配の方が織田さんのところに来て『日本をよろしくお願いします!』と言ったんです。そのときに『そうだ、織田裕二だ!』と気付いた」とジョークを飛ばす。吉田は「子供たちとの遊び方がすごくお上手で。子供好きの一面を見ることができたのはラッキーだなと思いました」と織田のほうに笑顔を向けた。
撮影現場の様子を聞かれた吉田は「織田さんが24時間修治でいてくれたので、カメラが回ってないときは(演じた)役のプライベートな会話をしてる感じでした」と回想。織田は「三村家、最高です。出演してる役者さんがみんな素敵で、こんな時間はなかなかないんじゃないかと。寒い冬でしたけど、心はいつもポカポカでした」としみじみ述べる。
ここでMCが、劇中で家族を演じている織田、吉田、込江に「3人で思い出を作るとしたら何をしますか?」と質問。込江が「みんなで家にいたいです。日常を過ごしてるだけでも楽しい」と回答すると、吉田は「なんていい子なんだろう」と感動した様子を見せる。そして吉田は「キャンプがしたいです。『にんじんでかいよ!』とか言いたい」と述べ、観客の笑いを誘った。
最後に織田は「今思い返しても1つひとつのシーンが思い出されます。明るくて楽しくて、心が洗われていくような作品になりました。そんな思いが皆さんにも届いたらうれしいです」と感慨深げに語り、イベントの幕を引いた。
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