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ヴェルナー・ヘルツォーク、「アラビアの女王」ニコール・キッドマンの役作り絶賛

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「アラビアの女王 愛と宿命の日々」メイキングカット

「アラビアの女王 愛と宿命の日々」メイキングカット

ニコール・キッドマン主演作「アラビアの女王 愛と宿命の日々」のメイキングカットと、監督を務めたヴェルナー・ヘルツォークのコメントが到着した。

本作は、イラク建国の立役者として尽力し、“砂漠の女王”と呼ばれたイギリス人女性ガートルード・ベルの半生を描いた伝記映画。モロッコの砂漠地帯などで、4Kカメラにより撮影された。

ベル役のキッドマンについて「なんの不安もなく撮れたよ」と話すヘルツォーク。「彼女は『ヴェルナーの世界に入る』と言ったんだ。そして撮影に入る前に、ガートルードの手紙や、中東の文化について勉強してきていた。アラビア語の習得にも熱心に取り組んでいたよ」とキッドマンの役作りの姿勢を絶賛する。また劇映画で女性を主人公にしたのが本作が初めてだということに、友人の指摘によって気付いたというヘルツォークは「もっと早くから取り組むべきだったと感じたよ。男性と女性を交互に主人公に据えればよかった」と明かした。

ヘルツォークからは、本作の脇を固める俳優たちに関するコメントも。悲劇的な恋愛が重要な要素の1つとなった本作において、その中核を担ったのはジェームズ・フランコダミアン・ルイス。「キャスティングでは、複数のスターの共演を目指したわけじゃない。それをやると、ともすれば裏目に出る。出演者同士の相性が悪ければ作品は大きな失敗に終わるからね」と述べるヘルツォークによれば、キッドマンを含む3人の相性は抜群であったという。またロバート・パティンソンについては「驚くほど知性派。教養もあり、まさに適役」と評価する。

そしてヘルツォークは観客に向け、「感じてほしいのは、やはりガートルードの魅力だ。この映画の主人公である彼女は、あの時代に誰もできなかったことを成し遂げた。強く大胆で優しい女性だ。この作品は砂漠を舞台とした壮大な愛の物語だ」とメッセージを送った。

「アラビアの女王 愛と宿命の日々」は、2017年1月21日より東京・新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。

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