1993年に放送され、1995年に劇場公開された原作は、とある海辺の町を舞台にした青春恋愛劇。夏休みの花火大会を前に、クラスのアイドル的存在なずなに思いを寄せる男子中学生・典道が、時間が巻き戻る不思議な体験に巻き込まれていく。武内宣之が監督を務め、シャフトが制作する劇場アニメでは、再婚する母親から逃れようとするなずなに
岩井は劇場アニメ化について「原作者という立場からこうして欲しいという注文のようなことはありません。自分の好きな作家さん、表現者さんたちに委ねました」とコメント。大根は「初めてのアニメ作品の仕事で、自分が大好きなドラマを原作に! 大好きなすずちゃんと菅田君が声優で! 宮野さんまで! そして大好きな新房監督とシャフトスタッフとやれる!」、新房は「岩井俊二さんと大根仁さんという普段のアニメ制作現場とは異なるスタッフィングに緊張をしていましたが、二人の実写映画監督との打ち合わせや雑談は大変面白く、また、違った視点での意見が新鮮でした」とそれぞれに思いを明かす。
ドラマでは奥菜恵が演じたなずなに声を当てる広瀬は「お話を頂いたときは、凄く嬉しかったです。脚本を読ませて頂いて、独特の世界観で、ぞくっとしました」と感想を述べる。一方、菅田は「ずっと声のお仕事をしたいと思っていたので、今回念願の初チャレンジ、興奮しました」と喜びを語り、宮野は「収録では、広瀬さんと菅田さんがとっても素晴らしくて、お二人のフレッシュなオーラに、終始キュンキュンしながらも、同級生として演じる自分も、気合いを入れて若づくりを頑張りました(笑)」と収録を振り返っている。
劇場アニメ「
※記事初出時より、予告編を追加しました。
岩井俊二 コメント
自分の過去作品を下敷きに、新たなアニメーション作品を創り上げるという、
これは僕にとってかつてない体験です。
原作者という立場からこうして欲しいという注文のようなことはありません。
自分の好きな作家さん、表現者さんたちに委ねました。
自由で独創的な作品が誕生することを期待しています。
大根仁 コメント
初めてのアニメ作品の仕事で、自分が大好きなドラマを原作に! 大好きなすずちゃんと菅田君が声優で! 宮野さんまで! そして大好きな新房監督とシャフトスタッフとやれる! その喜びは同時にプレッシャーでもありましたが、先日途中段階の映像を見たら……これはヤバい!! 2017年夏、新しいアニメ表現と、見たことのないラブストーリーが生まれますよ!
新房昭之 コメント
広瀬すず コメント
お話を頂いたときは、凄く嬉しかったです。脚本を読ませて頂いて、独特の世界観で、ぞくっとしました。なずなは、言葉にはなっていないけれど、秘められた想いを抱えていて、凄く繊細な印象を受けました。あんまり掴み所がないんだけど大人っぼさもあり、子供っぽさもあり、目の前にいるのに触れられないような……手の届かない凄く不思議な印象です。
菅田将暉 コメント
ずっと声のお仕事をしたいと思っていたので、今回念願の初チャレンジ、興奮しました。
そしてやはり声優さんの凄さを実感しました。声色だけでの表現にムズムズしながらも、色んなテクニックを他のキャストの方々に教わりながらの時間は、公園デビューを果たした赤ん坊のような新しい刺激と快感が止まりませんでした。少年の声を吹き込む上で、僕の地声がすさまじく低かったので、なるべく耳触りの良い高音を意識し感情を声色で表現しました。出来上がりが楽しみです。
宮野真守 コメント
初めは、あの名作がアニメーションになると聞いて驚きました。
出演のオファーをいただいたときは本当に嬉しかったですし、どのように描かれるのだろうとワクワクしていました。収録では、広瀬さんと菅田さんがとっても素晴らしくて、お二人のフレッシュなオーラに、終始キュンキュンしながらも、同級生として演じる自分も、気合いを入れて若づくりを頑張りました(笑) 是非、楽しんでいただけたら嬉しいです!
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