篠田正浩のレトロスペクティブが始動、特集上映が開催決定 記念書籍も刊行

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映画監督・篠田正浩のレトロスペクティブ・プロジェクトが始動。その死去から1年となる本日3月25日、篠田が代表を務めた表現社が発表した。

映画監督・篠田正浩 ©Mineko Orisaku

映画監督・篠田正浩 ©Mineko Orisaku [高画質で見る]

“松竹ヌーヴェルヴァーグ”と呼ばれる若き映画作家の1人として日本映画に新しいムーブメントをもたらし、1967年に妻の岩下志麻とともに設立した独立プロダクション・表現社からも数多くの映画を生み出した篠田。代表作には「乾いた湖」「心中天網島」「夜叉ヶ池」「瀬戸内少年野球団」「スパイ・ゾルゲ」などがある。昨年3月25日、94歳でその生涯を終えた。

篠田正浩(写真提供:表現社)

篠田正浩(写真提供:表現社) [高画質で見る]

表現社は「映画とともに駆け抜けた94年の生涯の中で世に送りだした数々の映画を、改めてご覧いただき、次の世代にも繋いで参りたい」という思いから、関係各社の協力を得て篠田の作品群を再顕彰するプロジェクトを始動。新たな情報拠点となる篠田の公式サイトを本日開設したほか、今後、特集上映の開催、キネマ旬報社による記念書籍の刊行を予定する。

篠田正浩 ©1986 表現社/松竹株式会社

篠田正浩 ©1986 表現社/松竹株式会社 [高画質で見る]

特集上映は、5月29日に始まる東京のBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下を皮切りに、東京のシアター・イメージフォーラム、新文芸坐、ユーロスペース、大阪のシネ・ヌーヴォ、岐阜・ロイヤル劇場で実施。各劇場がセレクションした映画が上映され、トークイベントも行われる。詳細は随時発表される予定だ。

なおアメリカのHarvard Film Archive(ハーバード大学フィルムアーカイブ)で篠田の1960年代の作品に焦点を当てた特集「Sixties Shinoda」が開催決定。台湾の台北金馬ファンタスティック映画祭では「夜叉ヶ池」が上映される。

現時点で判明しているプロジェクトの詳細は以下の通り。

映画監督 篠田正浩 レトロスペクティブ プロジェクト

国内上映

映画監督 篠田正浩 レトロスペクティブ

2026年5月29日(金)~6月11日(木)Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下 篇

<上映作品>

2026年8月 シアター・イメージフォーラム篇
2026年9月 新文芸坐篇
2026年9月 シネ・ヌーヴォ篇
2026年11月 ユーロスペース篇
2026年秋 ロイヤル劇場篇
※そのほか随時発表予定

出版

2026年5月「映画監督 篠田正浩(仮題)」発売(キネマ旬報社刊)

Web

2026年3月25日(水)篠田正浩監督公式サイト オープン

海外上映

「Sixties Shinoda」

2026年3月27日(金)~4月24日(金)アメリカ・Harvard Film Archive(ハーバード大学フィルムアーカイブ)

<上映作品>

「夜叉ヶ池」上映

2026年4月10日(金)~4月19日(日)台湾・台北金馬ファンタスティック映画祭

本日オープン 映画監督・篠田正浩の公式サイトはこちら

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