三池崇史、海老蔵×寺島しのぶ「座頭市」は「歌舞伎の概念がゆらぐ作品に」

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本日11月28日、「六本木歌舞伎 第二弾」の製作発表会見が東京・東宝スタジオにて行われ、キャストの市川海老蔵寺島しのぶ、演出を手がける三池崇史が出席した。

「六本木歌舞伎 第二弾」製作発表会見の様子。左から寺島しのぶ、市川海老蔵、三池崇史。

「六本木歌舞伎 第二弾」製作発表会見の様子。左から寺島しのぶ、市川海老蔵、三池崇史。

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本作は、海老蔵と中村獅童が共演し、三池演出、宮藤官九郎脚本で2015年2月に上演された「地球投五郎宇宙荒事」に続く「六本木歌舞伎」の第2弾。演目には、三池が2007年にも舞台版の演出を手がけたことがある「座頭市」が選ばれ、リリー・フランキーが脚本を担当する。

三池崇史

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三池は「一度海老蔵さんと仕事をしたら半年くらい拒絶反応が出るんだけど、タバコやお酒と一緒で『また海老蔵が欲しい!』となるんです」と述懐。さらに「海老蔵さんは外から見るイメージと違ってシャイなんです。自分の目の前にあることをコツコツやっているのが魅力ですね」と称賛する。

市川海老蔵

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寺島しのぶ

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海老蔵は寺島との共演について「また一緒に舞台をやれてうれしいです。『鹿鳴館』という舞台以来の共演なのですが、あのときは前日にニンニクを食べすぎてしまい、キスシーンのときに『臭い』と怒られました」と当時のエピソードを明かす。寺島は「海老蔵さんのことは子供の頃から知っているのですが、思ったことをすぐ口にするところとか、全然変わっていないです」と述べ、「歌舞伎役者は2、3日でセリフを覚えてしまうらしいですが、私は10日くらいかかるので、『早く脚本を書いて』とリリーさんにメールします」と無邪気に話した。

左から三池崇史、寺島しのぶ、市川海老蔵。

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海老蔵は「目が見えない中で演技をすることは初めて。自分の魅力の1つだと言われている目力を封印することによって、目に見えない世界、静けさを表現したいです」と意気込みを語り、三池は「自分は映画監督なので、新しい歌舞伎ができあがると思います。歌舞伎の概念がゆらぐ作品にしたいです」と期待を煽った。

「六本木歌舞伎 第二弾」は、2017年2月4日から20日にわたり、東京・EX THEATER ROPPONGIにて上演される。

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