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サプライズで2人が登場すると、女子中高生から大歓声が。最初の挨拶で小松は「プレッシャーは原作ものに付きものだと思うんですけど、台本の一番最初に自分の名前が書いてあるのは初めてだったので、それに重みを感じて。がんばらなきゃという気持ちと、キャストの方々に負けたくないという気持ちがありました」と率直な思いを明かした。
観客に「皆さんおいくつですか?」と尋ねると、15歳という声も上がったことから、菅田は「10歳くらい違うわけですよ。どうも、おじさんです」とジョークを飛ばす。恋愛映画に初主演したことについて「僕も壁ドン、顎クイを家で練習していたんですが、今回まったくなく……」と観客の笑いを誘う。またコウの役作りに関しては「山戸監督が、今の女子中高生と同じ感覚を知っている人なんです。皆さんが学校で『あの人カッコいい』とか『こんなことされた』とかキャッキャッと盛り上がるようなことを現場で監督に言われて、それを体現していく感じでした」と語る。具体例として「夏芽が転校してきて、僕が窓の外を見ているシーンがあるんですけど、監督から画的にここ(首)の筋を見せたい、と言われた」というエピソードを話すと、女子中高生たちは一斉にうなずいて共感を示す。
ここでキャストの2人や来場者が◯×の札で質問に答えるコーナーへ。「付き合うならコウちゃんだ」という問いに、小松はサッと×の札を掲げる。菅田はそれに苦笑しつつ「うーん難しい……でも“付き合う”だから……俺は◯かな。自分が女子だとして、仮に結婚して幸せになれるのは大友だろうなと。ただ付き合うというハプニングとかアドベンチャー感を楽しむとしたらコウちゃん」と回答。小松は「大変だと思いますよ……。好きになる分にはわかるけど、付き合うのは……」と意見を述べる。観客も×の札を上げる人のほうが多く、小松は納得の表情を浮かべた。
「10代のうちは恋愛よりも、自分の夢を追うべきだ」という質問に、小松は「10代は恋愛したいですよ。恋愛でもいろいろなことを学べるからいいと思う」と自身の恋愛観を語る。菅田も「夢を追いかけるのも大事ですけど、恋愛を捨てることはないのかな」と真面目なトーンで答えた。
最後に菅田は「今日は皆さんの生の声を聞けて、より10代の人に観てほしいと思いました。簡単な映画ではないですけど、一生に1度の神話のようなラブストーリーってなかなかないと思う」とアピール。小松も「映画の2回目って落ち着いて、違う視点でも観れたりするので、ぜひまた観に行ってほしいです」と語りかけ、イベントは幕を閉じた。
「溺れるナイフ」は11月5日より、TOHOシネマズ 渋谷ほか全国でロードショー。
※動画は現在非公開です。
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