実相寺昭雄や岡本喜八ら川崎ゆかりの映画人を紹介、特集上映で「無常」など19本

特集上映「川崎ゆかりの映画人」が、11月3日から神奈川・川崎市市民ミュージアムで行われる。

同館が建つ川崎市にゆかりのある映画人を紹介する本企画では、同市に居住した実相寺昭雄による「無常」「曼陀羅」「帝都物語」といった監督作7本、自身の制作プロダクションを川崎市に構えた岡本喜八が手がけた「吶喊」などを上映。ほかに川崎敬三が出演した「宇宙人東京に現わる」、今村昌平がメガホンを取った「人間蒸発」など計19本がスクリーンにかけられる。

なお11月23日の「帝都物語」上映後にはトークショーを実施。同作をはじめ実相寺の監督作に多く参加してきた撮影監督の中堀正夫が登壇する。

川崎ゆかりの映画人

2016年11月3日（木・祝）、6日（日）、12（土）、13日（日）、20日（日）、23日（水・祝）、26日（土）、27日（日）神奈川県 川崎市市民ミュージアム
＜上映作品＞
「無常」※R18+
「曼陀羅」※R18+
「帝都物語」
「吶喊」
「宇宙人東京に現わる」
「人間蒸発」
「赤い橋の下のぬるい水」※R15+
「哥」（オリジナルバージョン）※R18+
「悪徳の栄え」※R18+
「わかれ雲」ほか
料金：一般 600円 / 大学・高校生、65歳以上 500円 / 小・中学生、会員 400円

トークショー

11月23日（水・祝）
「帝都物語」14:00の回上映後
＜登壇者＞
中堀正夫 / 濱崎好治（川崎市市民ミュージアム学芸員）