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少年少女の逃避行描く青春映画「イノセント15」、西川美和もコメント寄せる

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「イノセント15」

「イノセント15」

萩原利久小川紗良が共演した青春映画「イノセント15」が、12月17日より東京・テアトル新宿にて1週間限定レイトショー上映される。

本作は、現代の地方都市を舞台に居場所を失った同級生の少年と少女が、あてどない逃避行を繰り広げていく物語。6月にテアトル新宿にて「田辺・弁慶映画祭セレクション2016」の1本として限定公開され、イギリスの第24回レインダンス映画祭にも出品された。メガホンを取ったのは、PFF(ぴあフィルムフェスティバル)の審査員特別賞、水戸短編映像祭グランプリなどを受賞した甲斐博和

父親がゲイだと知り困惑する少年・銀を「オー・マイ・ゼット!」の萩原が演じ、母親に虐待されている少女・成美を「あさつゆ」などの作品で監督業もこなす小川が演じた。そして、銀の父親役に山本剛史、成美の母親役に宮地真緒が扮し、本多章一、木村知貴が脇を固める。

「永い言い訳」が公開中の映画監督・西川美和は「15歳という、大人とは一番コミュニケートしづらい、そして大人から見て最もとらえづらい微妙な年齢の人たちの呼吸の仕方のようなものをとても近い感覚で描いている」と本作にコメントを寄せた。

西川美和 コメント

15歳という、大人とは一番コミュニケートしづらい、そして大人から見て最もとらえづらい微妙な年齢の人たちの呼吸の仕方のようなものをとても近い感覚で描いている。監督が映画に対して抱いている希望のようなものも、2人の15歳のガラスのように壊れやすい関係性の中に見て取れた。

萩原利久 コメント

まず、撮影期間を振り返ると苦しかったです。繊細な15歳の銀にガムシャラに食らいついて模索してました。それでもわからなくなり毎日監督と話し合ってましたね。そんな撮影もあっという間で、終わってみると苦しかったのも楽しかったという気持ちに変わっていました。何が楽しかったのかと言われると未だに何が楽しかったのかわかりませんが……。
海外でも上映されるのはさらに嬉しく思います。撮影当時15歳だった自分が15歳の銀に向き合い、リアルに感じたものが日本の人にも海外の人にも伝わってほしいです。

小川紗良 コメント

15歳の静かな愛の物語が、再び東京の真ん中で、更には海を越えて、また誰かの心に届くことがとても嬉しいです。
無垢で、無知で、無実な「あの頃」を切り取ったこの作品。撮影当時18歳だった私は、ひたすらあの頃の記憶と感覚を思い起こそうとしていたのを覚えています。生まれて初めてスクリーンに飛び込んだ、かけがえのない作品です。
誰もが「あの頃」を引きずって生きているのだと思います。ぜひ、この作品を劇場でご覧になって、それぞれの「あの頃」に思いを馳せてみてください。

(c)2016「イノセント15」製作委員会

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