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綱本将也原作による吉原基貴の同名マンガを実写化した「U-31」は、全盛期を過ぎた31歳のサッカー選手・河野敦彦が、再起を懸けて闘う姿を描く物語。ジェフユナイテッド市原・千葉の全面バックアップを受けて製作された。
この日馬場は、「テンションが高まって……」と言いながら短パンにTシャツの裾を入れた独特なファッションで登場。自ら「ポケモンに出てくる対戦相手ではありません!」と観客に注意を促して笑いを取る。本作については「取材でジェフの選手と対談させてもらったり、ここまでいろいろな展開をしてきた。満を持して皆さんに観てもらえる日を迎えることができて、素直にうれしいです」と喜びを語った。
中村が2015年の夏に流通経済大学のチームに交ざってサッカーの練習をしていたと苦労を明かすと、馬場も「サッカー初心者の僕たち2人を交ぜてもらってね。プルプルしながらまず体幹トレーニングしてましたね。やっぱり基礎が大事なんだな、と」と話す。しかし中村はなぜか笑い出し、馬場に「そんなに面白いこと言ってないよ!」と言われると「その格好見ただけで笑っちゃう(笑)」と返した。
紅白戦など練習風景の撮影は、彼らが実際にプレーしているところで1時間ほどカメラを回していたという。中村は「紅白戦では僕の影が薄すぎて、『ヘイヘイ!』って手を挙げても全然ボールが来ないから悲しかった。うまい人たちがボールを回してて」と告白し笑いを誘う。馬場も「監督が一旦止めて『この2人(馬場と中村)がキーパーソンなので、ボールを回してください!』って言ってくれたんだよね」と苦笑い。すると根本が「シャドウストライカーなんだろうね(笑)」とコメントし、2人から「さすがキャプテン!」と感心された。
イベントの終盤に馬場が「ジェフユナイテッド市原・千葉さんに協力していただいてこの映画を撮ることができました。僕たちなりにチームに貢献したいというか、この映画を観て『ジェフの試合を観に行こうかな』って思っていただけるとうれしいです」と挨拶。さらにジェフユナイテッド市原・千葉のホームスタジアムであるフクダ電子アリーナまでの行き方を「ここ新宿からですと、総武線で千葉まで行っていただき、そこで乗り換えて蘇我という駅まで行けば徒歩で着きますので」と詳細に説明して爆笑を起こした。そして最後に「フクアリで会いましょう!」と観客に呼びかけ、舞台挨拶を締めくくった。
「U-31」は東京・シネマート新宿、大阪・シネマート心斎橋ほかで上映中。
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「U-31」馬場良馬ら、サッカーシーンに苦戦「ボールを回してください!」 - ナタリー https://t.co/EWBBdsXRIL