桃井かおり監督・脚本・主演「火 Hee」8月公開、中村文則の小説を映像化

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桃井かおりが監督・脚本・主演を務めた「火 Hee」が、8月より東京のシアター・イメージフォーラムほか全国で公開される。

「火 Hee」 (c)YOSHIMOTO KOGYO、チームオクヤマ

「火 Hee」 (c)YOSHIMOTO KOGYO、チームオクヤマ

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「火 Hee」メインビジュアル (c)YOSHIMOTO KOGYO、チームオクヤマ

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第66回ベルリン国際映画祭に出品された本作は、芥川賞受賞作家・中村文則の短編小説を映像化した作品。原作では、火に異常な執着を見せる女性が精神科医に自身の過去を明かすさまが、1人語り形式で描かれている。

桃井は主人公の女について「放火を犯しながら罪の意識さえない、物事を判断する尺度が折れ曲がっているとしか思えない女。でも、零れ落ちてくる言葉には、なぜかリアリティがある」と解説。また「誰でもいいからつながろうと生きている。どこか今の時代の象徴だと感じます。私はそんな人間を描き、演じたかったのです」とコメント。原作者の中村からは「この映画はきっと伝説になる」と太鼓判が押された。

このたび完成したメインビジュアルには「私、殺したかも……」という意味深なコピーが。またYouTubeに公開された予告編では、桃井演じる主人公の女と精神科医のどこか危うい対話の様子をうかがうことができる。

桃井かおり コメント

中村文則氏原作の「火」は、主人公がただ喋り続ける、ト書きさえないという、とにかく画期的な小説です。最初、奥山和由プロデューサーから出演のお誘いがあり、その後すぐ「桃井さんが監督するっていうのもアリかな?」と仰って頂いたんです。中村文則氏や奥山さんの勇気に比べれば、桃井が引き受けたことなど大したことではありませんが、この作品は彼らの勇気に報いる覚悟がなければならないと痛感していました。
主人公の女は、放火を犯しながら罪の意識さえない、物事を判断する尺度が折れ曲がっているとしか思えない女。でも、零れ落ちてくる言葉には、なぜかリアリティがある。誰でもいいからつながろうと生きている。どこか今の時代の象徴だと感じます。私はそんな人間を描き、演じたかったのです。

中村文則 コメント

桃井さんの圧倒的な才能に戦慄しました。
何てすごいんだろう。この映画はきっと伝説になる。

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