残された日記をきっかけに始まる恋物語、タイ発「すれ違いのダイアリーズ」5月公開

「フェーンチャン／ぼくの恋人」のニティワット・タラートーンが手がけた「すれ違いのダイアリーズ」の公開が5月に決定。このたび予告編がYouTubeにて解禁された。

実話をもとにした本作は、タイの水上学校を舞台にしたラブストーリー。第8回したまちコメディ映画祭in台東の特別招待作品として上映され、第88回アカデミー賞外国語映画賞のタイ代表作品にも選ばれた。

このたび公開された予告編は、携帯電話の電波も届かないへき地の小学校へ赴任した青年ソーンが、教壇で日記を見つけるシーンから始まる。そこにつづられた言葉1つひとつに感銘を受けるソーン。その後、やんちゃな子供たちに悪戦苦闘しつつも交流を重ね、教師として成長していくソーンが、同時に日記の持ち主への思いを募らせていくさまが映し出される。後半には、いとうせいこうら著名人のコメントも登場。

「すれ違いのダイアリーズ」は、東京・シネスイッチ銀座、新宿シネマカリテほか全国で順次公開。また、5月8日に岩手・陸前高田市コミュニティホールで行われるバリアフリー音声ガイド上映素材完成披露試写会には、監督のタラートーンが登壇する。