「すれ違いのダイアリーズ」監督N・タラトーン来日、あだち充作品への愛語る

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すれ違いのダイアリーズ」の舞台挨拶が本日5月10日、東京・ユーロライブにて行われ、監督のニティワット・タラトーンが登壇した。

「すれ違いのダイアリーズ」の舞台挨拶に登壇したニティワット・タラトーン。

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「すれ違いのダイアリーズ」

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第88回アカデミー賞外国語映画賞のタイ代表作品に選ばれた本作は、タイの水上小学校を舞台にしたラブストーリー。ある日、前任教師であるエーンの日記を拾った新任のソーンが、その日記を通し彼女に惹かれていくさまを描出する。

ニティワット・タラトーン

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タラトーンは「日本にやって来れて、日本の皆さんに映画を観てもらえて、すごくうれしいです」と挨拶。また、あだち充のマンガに影響を受けたことに触れ「画面に余白が多くあり、それが登場人物の気持ちを表している。その語り方が好きだし、自分にも染み付いている」とあだちから受けた影響を語る。

Tシャツを観客に見せるニティワット・タラトーン。

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作品のコンセプトについて質問を受けたタラトーンは「会ったことがない人を愛することはできるかということです」と回答。「でもエンディングは初めから決まっていました」と続けると、作品鑑賞直後の観客から「へー」「ほー」といった声がもれる。またソーンが劇中で着用しているのと同じデザインのTシャツをタイから持ってきたというタラトーンが「質問をくれた人にこれをあげたい」と述べると、多くの観客が手を挙げ、誰を指していいか困る一幕も。

「すれ違いのダイアリーズ」

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タイのケーンクラチャン国立公園にセットを建て撮影を行った本作。撮影時の困難を聞かれたタラトーンは「撮影チームの困難は劇中の先生たちの困難と一緒。劇中の水上小学校と同じで電気もなく、携帯も繋がらない山に囲まれたダムだったので、2人の大変さがよくわかりました」と述べ、笑顔を見せた。

「すれ違いのダイアリーズ」は5月14日より東京・シネスイッチ銀座ほか全国にて順次ロードショー。

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(c)2014 GMM Tai Hub Co., Ltd.

読者の反応

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ハナカミ王子 @hanakami_ouji

さっきレビューを書いた映画の監督はあだち充作品が好きらしい。性格合いそうだな。
『「すれ違いのダイアリーズ」監督N・タラトーン来日、あだち充作品への愛語る』 https://t.co/b99XJDMKAI

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