本日2月18日、「
本作は世界最高峰の山・エベレストに魅せられた2人の男の挑戦を描く山岳スペクタクル。伝説のクライマー・羽生丈二を追うカメラマン深町役の岡田は「日本一高い場所で、世界一高い山で撮影した映画のお話ができるのをとてもうれしく思っています。昔の角川映画のように熱い男の映画が完成しました」と挨拶する。
エベレストの標高5200m付近でロケを敢行した本作。岡田は「空気が半分で風も強く、マイナス20~30度という世界で、みんなで集まって固まっていないと生きていけないような過酷な場所で、支え合いながら撮影しましたね。崖を登るシーンでは、岩肌が下から見た感じとは違って手がかけられないようなところで。本当に命懸けで撮っているなという気持ちでした。でも楽しかったですし、幸せな時間でした」と回想する。羽生役の阿部は「標高4500mを超えたぐらいで明らかに景色が違いましたね。氷河が現れたり、距離感がわからないぐらいの大きな場所になっていったんですよ」と振り返った。そんな岡田と阿部の演技を、平山は「どこまでが本人でどこからが役なのかわからなくなる」と賞賛する。
話題は撮影時のエピソードへ。岡田は「阿部さんが撮影にいろいろ持ってきてくださっていて、阿部さんを頼ればなんでも出てくるという感じでした。『お腹が痛い』と言えば、薬を『飲め』とくれました」と明かす。それを受けて阿部は「役の代わりがいないから、もし向こうで風邪引いたらどうしようとか、いろんな心配をして余分にたくさん薬を持っていったんです。すると(荷物の)重量が重くなってしまって(笑)」と苦笑いする。また役作りについて、岡田は「カメラを持って、阿部さんが羽生の役作りをしていく姿をトイレまでも追い続けました」と、阿部は「岡田くんがついてくるんでね……(笑)。僕はあまりカメラが好きじゃないんですが、(岡田は)僕じゃなくて羽生として撮ってるんだなとわかって、それだったらぜひ撮ってって」とそれぞれ語るなど、2人は信頼関係を築いていた様子。
終盤には、MCから「監督は高所恐怖症ですが、岡田さんと阿部さんはいかがですか?」と質問が飛ぶ。岡田は「若い頃は高いところが苦手だったんですが、いろんな番組で高いところへ行ったり、綱渡りなどをやることがあって克服できましたね。今は得意だと思います。3、4年前から山登りをしていて、昨年からは山岳部の部長をやっているんです」とコメント。一方の阿部は「僕はどっちかというと苦手なほうですね。今、ステージ上の椅子も引っかかって恐かったぐらいですから……」と話し、会場の笑いを誘った。
「エヴェレスト 神々の山嶺」は、3月12日より全国でロードショー。
※動画は現在非公開です。
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