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園子温の活動を追ったドキュメンタリーが5月公開、染谷将太や二階堂ふみの証言も

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「園子温という生きもの」 (c)2016「園子温という生きもの」製作委員会

「園子温という生きもの」 (c)2016「園子温という生きもの」製作委員会

映画監督・園子温の活動に迫るドキュメンタリー「園子温という生きもの」が、5月14日より東京・新宿シネマカリテで公開される。

本作は、2015年に「新宿スワン」「ラブ&ピース」「リアル鬼ごっこ」「映画 みんな!エスパーだよ!」と4本の作品を世に放ち、映画だけでなく文筆、絵、バンドといった活動にも貪欲に取り組む園の姿を捉えたもの。「ヒミズ」で主演を務めた染谷将太二階堂ふみ、園の妻であり女優の神楽坂恵、アーティスト集団Chim↑Pomのエリイら、ゆかりの人物による証言を交えて園の“今”を見つめていく。

メガホンを取ったのは、映画監督・大島渚の次男であり、2014年にMBS系で放送された「情熱大陸 映画監督・園子温」で演出を務めたドキュメンタリー監督の大島新。劇場映画を手がけるのは、2007年公開作「シアトリカル 唐十郎と劇団唐組の記録」に続く2作目となる。大島は「情熱大陸」について「テレビ番組という枠組み、正味24分という尺の中では、園という人物を充分に描き切れなかったという思いも残った」と、映画化に踏み切った理由を説明。また、「そう遠くない未来に、世界基準となる可能性を秘めた園子温。このドキュメンタリーは、稀有な才能を秘めた珍奇な生きものの記録である」とコメントを寄せた。

なお園が監督・脚本・製作を担当した自主映画「ひそひそ星」も、本作と同日の5月14日に封切られる。

大島新 コメント

私は2014年1月から5か月間、園子温の活動を取材し、6月にMBS「情熱大陸」で放送した。番組は園の映画への熱い思いや「俺の映画」を作っているという自負、そしていたずらっ子のような素顔を映し出し、視聴者や関係者から大きな反響を呼んだ。私としても内容的に満足のいくものだったが、テレビ番組という枠組み、正味24分という尺の中では、園という人物を充分に描き切れなかったという思いも残った。そもそも「地上波でのテレビ放送は一度もない」という園映画。人間としての園も、映画同様、テレビサイズには収まりきらない魅力(と、ハチャメチャさ)に溢れていた。いま、世界基準の日本人映画監督とは誰なのか。残念ながら、かつての黒澤明、小津安二郎、今村昌平、大島渚といった作家たちと同じような存在感で語られる日本人監督はいなくなってしまった。いや、ひとりいるではないか! 国内よりも海外での注目度が高い超個性派カルト監督。毀誉褒貶も多く、時にボロクソに言われることも彼にとっては褒め言葉だ。そう遠くない未来に、世界基準となる可能性を秘めた園子温。このドキュメンタリーは、稀有な才能を秘めた珍奇な生きものの記録である。

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