映画監督の
1928年、フランスのルーアンに生まれたリヴェットは映画誌ラ・ガゼット・デュ・シネマ、カイエ・デュ・シネマの創刊に関わり、1963年にはカイエ・デュ・シネマの編集長に就任。映画監督としては1960年「パリはわれらのもの」で長編デビューを飾った。
1950年代後半から60年代にかけて世界的なムーブメントとなった“ヌーヴェルヴァーグ”は、リヴェットによる1956年の短編「王手飛車取り」から始まったと定義されており、ジャン=リュック・ゴダールやフランソワ・トリュフォー、エリック・ロメールらとともにヌーヴェルヴァーグの中心的存在として活躍した。
第19回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に選出された長編2作目「修道女」では、反宗教的という理由によりフランス国内で上映禁止処分を受ける憂き目に遭うが、1991年には「美しき諍い女」で第44回カンヌ国際映画祭グランプリを獲得。2000年代に入っても、2001年「恋ごころ」、2003年「Mの物語」、2007年「ランジェ公爵夫人」、2009年「ジェーン・バーキンのサーカス・ストーリー」と精力的に作品を発表し、カンヌ、ベルリン、ヴェネツィアの映画祭に出品していた。
(情報提供:Indiewire.com / IFA / ゼータ イメージ)
関連記事
ジャック・リヴェットの映画作品
タグ
Wanda @Patrick_Orouet
ヌーヴェルヴァーグの旗手ジャック・リヴェット、87歳で逝去 - 映画ナタリー https://t.co/vM80qWrZse