映画ナタリー - 話題の映画・ドラマ情報など最新ニュースを毎日配信

「亜人」宮野真守が“死ねない”ことに「病みました」、第2部追加キャストに福山潤

592

「亜人 -衝動-」初日舞台挨拶の様子。

「亜人 -衝動-」初日舞台挨拶の様子。

劇場アニメ「亜人 -衝動-」の公開初日にあたる昨日11月27日、東京・JR新宿東口ステーションスクエアにてイベント「新宿を皆で救え!亜人一斉捜索」が開催され、シークレットゲストとして宮野真守が登壇した。

桜井画門がgood!アフタヌーンにて連載中のマンガを原作とした「亜人」は、決して死なない新種の人類“亜人”と、彼らを追う日本国政府の戦いを描くサバイバルサスペンス。宮野は、トラックに追突されながらも蘇生したことで自身が亜人であることを自覚する主人公・永井圭を演じている。

ステージから観客を見渡した宮野が「まさかこんなに集まってくれているとは! 今日僕が来ることは言ってなかったけど、『どうせ来るんだろ』と思ってた人?」と問いかけると多くのファンが手を挙げ、「その通り! 勘がいいね(笑)」という宮野の言葉に笑いが起こる。

本作は、できあがった映像に声優が声を当てていく“アフレコ”とは異なり、先に収録した声優の演技にあわせて絵を作っていく“プレスコ”というスタイルで制作された。宮野は「特に今回は、監督が『声優さんのお芝居をすべて絵にしました』って言ってくれたんですよ。僕らの表情や感情をそのまま絵にしてくれたということで、役者陣としてはすごくうれしい形で制作していただきました」と感謝を述べる。しかし収録時のことを尋ねられると、「病みましたね!」とキッパリ。「死ねないってこんなにつらいのかと思いました。何回も何回も死ななきゃいけないっていうのは本当につらかったです。僕ら声優は、役の人生を一緒に生きているので、役が死ぬときは僕らも死ぬっていうことなんです。その瞬間を何度も何度も味わいながら永井圭と一緒にいたので苦しかったですけど、そのぶん魂の演技ができたんじゃないかなと思います」と振り返った。

イベント終了後には、TOHOシネマズ新宿にて初日舞台挨拶も実施。こちらには宮野のほか、小松未可子、総監督の瀬下寛之、監督の安藤裕章も登壇した。瀬下と安藤は「シドニアの騎士」でもタッグを組んでいるが、自由に作れたという「シドニア」に対し「亜人」は「ごく普通の日常を描かないと、その中で描かれる非日常の説得力がなくなるので大変でした」と語る。例えば永井の家の坪数や、駅から何分の場所にあるか、部屋の間取りなど、すべての設定が作りこまれているとのことで、「ストーリーでは言わないけど、僕らの頭の中には間取りが全部ある」と話す2人に、宮野と小松は感心しきり。また下校途中の圭を轢くトラックが朝の配送で通学路のコンビニに立ち寄っているという裏設定も明かされると、宮野は驚きながら「そこまで緻密に計算されているからこそ、僕らが観たときにリアルを感じながら自然に見えるんでしょうね」とうなずいた。

「亜人」は3部構成を予定しており、1作目の「亜人 -衝動-」は昨日27日より2週間限定ロードショー。なおこのたび、第2部のタイトルが「亜人 -衝突-」に、公開が2016年5月に決定した。第2部の場面写真や画像も到着し、ここに捉えられている新たな登場人物・中野攻に福山潤が声を当てていることも明らかに。福山は「素晴らしいメンバーと共に緊張感溢れる心地良い現場に全力で臨めました」とコメントを寄せている。

福山潤 コメント

原作の一読者だった頃、「佐藤さん」の声を芳忠さんで脳内変換して読んでました。
自分のオーディション結果を聞いてすぐに「佐藤さん」は!?と気になって仕方がありませんでした(笑)。
収録も素晴らしいメンバーと共に緊張感溢れる心地良い現場に全力で臨めました。
あ、中野攻役の福山潤でした(笑)。

映画ナタリーをフォロー