本日11月15日、埼玉・秩父歴史文化伝承館にて「ちちぶ映画祭2015」上映作品の「
「4/猫-ねこぶんのよん-」は「1匹の猫が住みつく、とある駅を利用する市井の人を描く」というルールをもとに制作された短編オムニバス。三浦誠己と木南晴夏が主演した「猫まんま」を上田、柴田主演の「ひかりと嘘のはなし」を早坂、山田主演の「一円の神様」を浅沼、熊澤主演の「ホテル菜の花」を中泉が監督した。また、4作品すべてに“女優猫”のり子が出演している。
秩父の印象について聞かれた柴田は「寒い時期の撮影だったので、地元の方々が『寒くない?』と気遣ってくれたり、温かい方々だなと思いました」と回答。「名物のわらじカツ丼がおいしかった。ロケ弁がうまい!」と早坂が食べ物に触れると、「また行きたいお店が2軒くらいある。しゃくし菜漬けがおいしい」と浅沼が続ける。すると山田が、「お店に連れてってもらってないので、あとで監督にヤキを入れたい」とツッコミを入れ、会場の笑いを誘った。
のり子の演技について、「僕のときだけ暴れて、西武秩父駅前で緑のネットを敷いて撮影した。駅のプラットフォームまで入っていってしまったり、『のり子ー!』ってスタッフみんなで追いかけたり」と、苦労を明かす上田。その一方で、中泉は「(のり子が)いいアドリブを連発してくれて神がかってた」と話し、熊澤も「のり子は1回もNG出してない。すごかった!」と“女優猫”を絶賛する。
話題はキャストから見た監督たちの印象へ。山田は浅沼を「柔らかい物言いなのに、すごいガッツがある監督。現場にはいい意味での緊張感が漂っていた。パンチがある」と称賛。柴田は早坂の現場を「すごく穏やかで心地よかった」と語り、熊澤は中泉について「はっきりものを言ってくれる監督で、楽しかった。飲んだらさらに楽しい監督!」と絶賛した。
最後には、本日誕生日を迎えた熊澤と、2日前に誕生日を迎えた中泉に山田と柴田から花束が贈呈された。思わぬサプライズにリアクションできなかった中泉は、「役者出身なのに、アドリブ弱いなと気付いた。ありがとうございます!」「ちなみに誕生日はキムタクと一緒」と会場を沸かせ、熊澤は「まさかこんな素敵なことをしていただけると思わなくて、心臓バクバクしてます! 今日で30歳、節目の年。これからの30代が楽しみです」と締めくくった。
「4/猫-ねこぶんのよん-」は12月12日より、東京・テアトル新宿ほかで全国順次公開予定。
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リンク
- 「4/猫-ねこぶんのよん-」公式サイト
- ちちぶ映画祭2015 公式サイト
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