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つるの剛士「兄弟のように過ごせた」、「猫よん。」イベントで風間俊介との共演語る

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つるの剛士

つるの剛士

「ちちぶ映画祭2015」のクロージングセレモニーが11月15日に埼玉・秩父歴史文化伝承館にて実施され、本年度のクロージング作品「猫なんかよんでもこない。」のキャストのつるの剛士、監督の山本透、原作者の杉作らが参加した。

「猫なんかよんでもこない。」は、杉作による同名エッセイマンガを原作としたハートフルドラマ。“犬派”の崖っぷちボクサー・ミツオと、自由奔放な2匹の猫チンとクロとの共同生活を柔らかなタッチで描く。少しずつ2匹との距離を縮めていくミツオを風間俊介が、ネコ好きの女性・ウメさんを松岡茉優が演じ、つるのはミツオの兄役でキャスティングされている。

満員の会場に感無量といった表情を見せた山本は「まだ関係者しか観ていない作品。今日この場所で皆さんにご覧いただけることがすごくうれしいですし、緊張しています。今までにない“新しい猫映画”をお見せできるのではと、手応えを感じています」と挨拶。続いてマイクを握ったつるのは「今日初めてお会いした杉作先生のお兄さん役を演じたんですけど、イメージ通りの兄貴になっているか心配で。杉作先生にダメ出しされたらどうしようかと」と笑顔をのぞかせながらも、不安な心情を打ち明ける。

作品の軸である猫について話が及ぶと、“芸能界随一の猫好き”と称されたつるのは「猫好きだからキャスティングされたって噂があるんですが……」と監督を問い詰める。その言葉に対して山本が「それだけじゃないけど、それも理由の1つ。猫の抱き方からして普通の人と違うから素晴らしかった!」と太鼓判を押すと、つるのは「猫を飼っていてよかったです!」と声を弾ませる。さらにつるのが風間との共演について「一緒に演技するシーンが多くて、本当の兄弟のように過ごせたことがうれしかったです。風間さんも猫の扱いが上手なんですよ」と振り返ると、杉作も「バッチリの演技で、かつての自分の生活を色々思い出しましたね。画を描くのもとても上手で、ハッキリ言って僕より上手い(笑)」と賞賛を贈った。

作品に対してつるのは「僕の子供たちも作品を先に見ているんですけど、食い入るように画面に引き込まれていました。チンとクロの成長物語でもあり、日常生活を描いたふんわりとした作品になっているので、ぜひ楽しんでいただけたらうれしいです」と語り、その魅力を観客に呼びかける。最後に「僕にとって貴重な俳優業なので……監督、ありがとうございます」と述べ、「僕は犬も飼っているので、『犬なんかよんでもこない。』のときはまたぜひ……杉作先生に犬のマンガを描いていただいて……」と冗談交じりにアピールし、イベントの幕を引いた。

「猫なんかよんでもこない。」は、2016年1月30日より全国ロードショー。

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