スタローンらフィラデルフィアに集結、「クリード」全米公開日が“クリードの日”に

現地時間11月6日、「クリード チャンプを継ぐ男」の全米公開日である11月25日が、アメリカ・ペンシルベニア州フィラデルフィアの市長マイケル・ナッターによって「クリードの日」に認定された。

「クリード チャンプを継ぐ男」は、シルヴェスター・スタローンが主演を務めた「ロッキー」シリーズのスピンオフ作品。元ヘビー級王者アポロ・クリードが遺した息子アドニスが、かつて父と死闘を繰り広げたロッキーの指導のもとチャンピオンを目指す姿を描く。アドニスを「クロニクル」のマイケル・B・ジョーダンが演じ、監督を「フルートベール駅で」でもジョーダンと組んだライアン・クーグラーが務めた。

「クリードの日」が認定された6日には、キャストのスタローン、ジョーダン、テッサ・トンプソン、監督のクーグラーが、「ロッキー」シリーズに登場する“聖地”フィラデルフィア美術館前に集結。ファンや地元住民の歓声で迎えられたスタローンは、「本日集まってくれた皆さん、そして子供たち。もし人生の階段を上れないと思っても、絶対にあきらめるな（ネバーギブアップ）。このフィラデルフィア美術館が象徴しているように、私にもできたのだから、あなたたちにもできるはずだ」と語った。また、クーグラーは「家族と、夢を叶えること。これらは密接に関係している。そして必ず最後は、あなたを愛し尊敬している家族や仲間たちが、あなたたちのゴールの手助けをしてくれるんだ」と熱くコメントした。イベントでは、ナッター市長がフィラデルフィアにある“自由の鐘”のミニチュアをキャストたちに贈呈。スタローンらは、実際に撮影で使用した壁画を市に寄贈した。この壁画は、フィラデルフィアのボクシングジムに飾られる予定だ。

「クリード チャンプを継ぐ男」は、12月23日より東京・新宿ピカデリーほかで公開。