「いちご白書」脚本家の長編監督デビュー作「パリ3区の遺産相続人」が公開

「いちご白書」の脚本家イスラエル・ホロヴィッツの長編監督デビュー作、「パリ3区の遺産相続人」が公開される。

「パリ3区の遺産相続人」は、ホロヴィッツ自身のオリジナル舞台劇をもとにしたヒューマンドラマ。亡き父親が遺したアパルトマンを売るためニューヨークからパリにやってきた男が、誰もいないはずの部屋に住んでいた老婦人とその娘に出会い、自身の人生を見つめ直していくさまを描く。

主人公マティアスに扮するのは、「ワンダとダイヤと優しい奴ら」でアカデミー賞助演男優賞を受賞したケヴィン・クライン。マティアスが相続するアパルトマンの元所有者である老婦人マティルドを「ミス・ブロディの青春」「カリフォルニア・スイート」で2度のアカデミー賞に輝いたマギー・スミス、マティルドの娘クロエを「イングリッシュ・ペイシェント」のクリスティン・スコット・トーマスが演じている。

「パリ3区の遺産相続人」は、11月14日より東京のBunkamura ル・シネマほかでロードショー。