グループとして2014年に「5つ数えれば君の夢」「学校の怪談 呪いの言霊」に主演したが、単独で映画主演を務めるのは初めてとなる庄司。2015年3月には東京女子流のシングル曲「Stay with me」のMVにも1人で主演するなど意欲的に女優活動を行っているが、「芝居をやりたい」と思ったきっかけを尋ねると「2本の映画撮影を経験してからです! PVは有難くもスタッフさんに声をかけていただいたので、挑戦しました」と答えてくれた。
「天川ラバーズスーサイド」は加藤が講師を務めた俳優ワークショップの参加者が出演する作品。自身もワークショップに参加したという庄司は「ワークショップでは、エチュードや加藤監督の台本でグループに分かれてお芝居をしたりしました! エチュードをやるのが初めてだったので、最初は戸惑いましたがエチュードの大切さをすごく感じました。演じる人によって同じ役でも全然印象が違うし、ストーリーも違って見えるのがすごくおもしろかったです。もっと自分の幅を広げていきたいと思いました!」と振り返る。また加藤の監督作については「今回の映画出演をきっかけに、『おんなのこきらい』を観ました! おんなのこの独特な雰囲気が描かれているところがすごく好きです」と話す。
本作で庄司が演じるのは、ある秘密を抱えながら弁当店で働く少女・尚。彼女に惹かれる3人の男性と、別の男性を思い続ける尚の物語が描かれる。この日に撮影されたのは、尚が自分の気持ちを吐き出す重要なシーン。別の女性に向けて「やめてよブス!」というセリフも飛び出すほど感情的になる場面で、庄司にとっては一番の山場と言える撮影になった。過酷なスケジュールが続き疲れた表情をのぞかせるものの、カメラが回っていない時間も集中して役を作り込んでいた様子の庄司。監督・キャストとも一切妥協を許さない姿勢で挑み、夜遅い時間まで撮影は延長された。庄司はこの場面について「特に大事なシーンだったので、すごく緊張していました。尚の想いが爆発するシーンなので、私の中では一番難しかったです。今まで目を背けてきた現実と向き合う尚。ここのシーンが一番の見所になるかもしれません」と語っている。
なお庄司は、本作の主題歌となる東京女子流の楽曲「illusion」でソロボーカルを務めている。「ソロと聞いたときは、どうしよう…という気弱な自分もいましたが、こんな機会なかなかないし、挑戦してみよう!という気持ちのほうが大きかったです!」と心境を語る庄司は、さらに「今回の曲はスタッフさんに助けられながら作詞にも挑戦させていただきました。演じてみて感じた尚の気持ちを歌っています。女の子に共感していただけたら嬉しいな」とコメントを寄せた。この「illusion」はアナログ7inchとして本日10月30日に発売。「天川ラバーズスーサイド」の公開情報は追って発表される。
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