ロビン・ウィリアムズ晩年の主演作がDVD化、年老いた男が気付く本当の自分とは

2014年に突然この世を去った米俳優、ロビン・ウィリアムズ主演の日本未公開作「シークレット・ロード」のDVDが10月2日に発売された。

「グッドモーニング・ベトナム」「ミセス・ダウト」「グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち」「いまを生きる」など、数多の作品で観る者の心に残る演技を披露してきたウィリアムズ。彼が晩年に主演した本作は、空虚な心を抱える男と青年のひそやかな交流を描いたヒューマンドラマである。

仕事にも家庭にも恵まれ、平穏な日常を送るノーラン。しかし、代わり映えのない毎日に飽き飽きしていた彼は、偶然出会ったミステリアスな青年レオに惹きつけられ、心を通わせるうちに本当の自分に気付いていく。

エミー賞女優のキャシー・ベイカーが共演し、「陰謀の代償 N.Y.コンフィデンシャル」のディート・モンティエルが監督を務めた。ウィリアムズの見せる温かみと哀しみをたたえた演技は、ファンならずとも必見だ。