坂口健太郎、「ヒロイン失格」トークショーで“壁ドン”検索した秘話明かす

本日9月7日、「ヒロイン失格」のトークショー付き試写会が東京のワーナー・ブラザース映画試写室にて行われ、キャストの坂口健太郎、監督の英勉が登壇した。

「ヒロイン失格」は、幸田もも子の同名コミックを原作とする学園ラブコメディ。主人公の女子高生・松崎はとりが、幼なじみの寺坂利太と学校一のモテ男・弘光廣祐の間で心揺れるさまをコミカルに描く。

弘光役を演じた坂口は「弘光ってキザでカッコいい男なんですけど、僕はあんまりカッコいい男じゃないんで……」と苦笑。英が「あんたがカッコ悪かったら誰がカッコいいの。ここ（に多くの来場者が）来ないですよ、カッコいいって思ってないと」とすかさずツッコミを入れる。

利太役の山崎賢人については「僕が壁ドンをやるシーンがあるんですけど、賢人がそのとき『壁ドン王子』って呼ばれてたんで、『どうやんの？』って聞いたりしました」というエピソードを披露。さらに「やり方がわからなくてネットで検索して調べたんですよ。『壁ドン やり方』って」と笑いを誘い、「でも『本当に壁ドンをされたい女性は4割だ』みたいな記事を見つけちゃって、演じる前に見るべきじゃなかったなと思いました」と続ける。

英は坂口、山崎、はとりを演じた桐谷美玲の仲のよさについて触れ、「クランクアップが坂口くんと美玲ちゃんのシーンで賢人くんがいなかったんですけど、FaceTimeを使って3人で『せーの』って一本締めしてたんですよ。でもタイムラグがあるから賢人くんだけ遅れてて」と笑わせた。

MCから「利太と弘光、どちらがご自身に近いタイプですか？」と問われた坂口は、深く考え込んだあと「弘光7割、利太3割かな……」と回答し、「監督はどっちですか？」と質問。英が「そんなもん、ネットで記事になると思う？ 『監督は利太派！』って。聞かんでええわそんなもん（笑）」とまたもツッコみ、会場は大きな笑いに包まれた。

「ヒロイン失格」は、9月19日より東京・新宿ピカデリーほかでロードショー。