「愛について、東京」は、北京から東京にやって来た留学生・方純を主人公にしたヒューマンドラマ。1992年にナント三大陸映画祭アジア映画賞をはじめ多数の賞に輝いている。ある日、パチンコで不正を働いているところを元ヤクザの店長・遠藤に見つかった方純は、日本料理屋で出会った日本生まれの中国人少女アイリンを紹介するよう強要され、歪な関係を結んでいくことに。方純役を実際に留学生として日本に滞在していた
「旅するパオジャンフー」は、台湾人香具師“パオジャンフー”を捉えた1995年のドキュメンタリー。歌や踊り、火吹きなどの芸を披露しながら、皮膚の疾患に効くという薬を売り歩くパオジャンフーたちに密着し、彼らの生活の様子や、後継者問題に悩む姿を切り取っていく。約2カ月に渡って台湾で撮影され、撮影監督を小川紳介作品で知られる田村正穀(現・
なお2作品のジャケットの裏面には2015年4月に収録された柳町のインタビューを掲載。インタビューの中で柳町は「中国人から日本に住んでる中国人をいろいろ紹介されて、留学生なんかとも会うようになって、『ボーダーは見えないけど、実は東京にも、日本の中にもあるんだ』と気づいて」「台湾に行ったとき、薬売りに女性のストリップまがいのパフォーマンスがあって、大道芸があるというのが、最初見てビックリしました。日本の寅さんみたいなのもいるけど、こういうふうにお客を惹きつけて、実際裸とは関係ない薬を売るという」とそれぞれの作品の制作動機を語っているほか、撮影当時のキャストとのやりとりや社会の空気を振り返っている。
愛について、東京
2015年8月4日(火)発売
発売・販売元:ディメンション
価格:4104円
旅するパオジャンフー
2015年8月4日(火)発売
発売・販売元:ディメンション
価格:4104円
柳町光男の映画作品
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