ベン・マッケンジーと小野大輔、日米ジェームズ・ゴードンが対談で演技論語る

海外ドラマ「GOTHAM／ゴッサム」で主人公のジェームズ・ゴードン役を務めるベン・マッケンジーと、その日本語吹替を担当している小野大輔の対談を収めた動画がYouTubeで公開された。

「GOTHAM／ゴッサム」は、「バットマン」「ダークナイト」シリーズの前日譚となるクライムサスペンス。悪の温床として知られる街ゴッサムシティで、正義を貫くためにゴードンが奔走するさまを描く。

ドラマ「The OC」でも、マッケンジー演じるライアン・アトウッドの吹替を担当した小野。初めて海外作品の主役の声優を務めることから大きなプレッシャーを感じていたが、マッケンジーが自分と同じ1978年生まれであることを知って勇気をもらったという。一方、マッケンジーも「『The OC』の頃は、僕もカメラの前に立つ経験はほぼゼロだったんだ。だから小野さんと同じように、火の中へ投げ込まれるような感覚だった」と語る。

20代半ばで抜擢され重圧を感じたことや、同年齢という共通点からすっかり打ち解けたマッケンジーと小野。アトウッドとゴードンの違いや、俳優と声優という領域を超えた演技論を熱く語る場面も。最後にはマッケンジーが「『GOTHAM／ゴッサム』を小野さんのような方々が異国の地で異文化の観客に届けてくれていると思うと、なんだかとてもほっとする。兄弟愛のようだとでもいうか……とても面白いよ」とほほえみ、小野は感激した様子を見せていた。

「GOTHAM／ゴッサム」ファーストシーズンは、7月22日にVol.1～4のレンタルをDVDおよびデジタル配信で開始。9月9日にはBlu-ray / DVDコンプリートボックスも発売される。