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「あの花」が実写ドラマ化、村上虹郎ら“超平和バスターズ”のキャスト発表

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「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」(c)フジテレビ

「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」(c)フジテレビ

アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の実写版が2015年にフジテレビのゴールデン枠にてスペシャルドラマとして放送されることが決定し、村上虹郎ら出演者6名が発表された。

本作は埼玉・秩父市を舞台に、幼馴染の男女6人組“超平和バスターズ”がひと夏のうちに経験する別れと再生を描いた青春ファンタジー。2011年の4月から6月にかけてフジテレビ「ノイタミナ」枠で放送されたテレビアニメが話題を呼び、2013年8月には劇場版映画が公開され興行収入10億円を超えるヒットを記録した。

主人公の引きこもりがちな少年じんたん役を務めるのは、「2つ目の窓」で映画デビューを果たし、本作が初のドラマ出演となる村上虹郎。村上は「アニメを100%表現するのは難しいですが、この現場では、僕も含め、それぞれが自分から役に近づくということをしていて、人間がいることで、アニメとは違う味が出せると思います。ファンの方もアニメを知らない方も、気持ちよく見られる作品にしたいな、と思いますのでご期待ください」とコメントを寄せた。

また幼い頃に死亡し、幽霊となって登場する少女めんまを地上波ドラマのヒロイン役は初となる浜辺美波が演じる。浜辺は「“めんま”という役には、既にいろんな方がイメージを持っていらっしゃると思います。それを壊さないように、自分なりに“めんま”を消化して、少しでもイメージに似た“めんま”を演じられれば、と思っています」と意気込みを語っている。

そのほか、高校入学を機に派手になった少女あなる役に「ビリギャル」の松井愛莉、地元一の進学校に通う秀才ゆきあつ役には主演映画「先輩と彼女」の公開を10月に控える志尊淳、進学せずに世界中を旅する男ぽっぽ役にはNHK朝の連続テレビ小説「まれ」に出演中の高畑裕太、ゆきあつと同じ学校に通うしっかり者の少女つるこ役にはモデルとして活躍している飯豊まりえが抜擢された。

「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」は、すでに秩父市にて撮影を開始しているという。なお、テレビアニメ版と劇場版の「あの花」スタッフが手がけた劇場版アニメ「心が叫びたがってるんだ。」が、9月19日より公開される。

村上虹郎 コメント

最初、“じんたん”役をやることができる、と聞いたときに、資料に自分のプロフィール写真とアニメの写真が並んでいるのを見ました。“引きこもっているんだろうな”というオーラが出ている僕の写真が、“じんたん”とピッタリだったので、よかったなと思いました(笑)。原作アニメを全部見たのですが、すごくスムーズに見られました。面白いから、だと思います。

実はアニメが放送していた頃、海外に留学していたので、僕はドラマのお話をいただくまで、アニメを知りませんでした。そして友達だったり尊敬する方だったり、僕の近い人達に、“今度こういうドラマをやる” と話したとき、このアニメを知っている人がたくさんいて、“泣いた”、“好き”と言う人や、大ファンもいました。僕が似ているからか、みんなから、“じんたんをやるんでしょ”とも言われました(笑)。アニメを100%表現するのは難しいですが、この現場では、僕も含め、それぞれが自分から役に近づくということをしていて、人間がいることで、アニメとは違う味が出せると思います。ファンの方もアニメを知らない方も、気持ちよく見られる作品にしたいな、と思いますのでご期待ください。

浜辺美波 コメント

原作が本当に素敵なアニメで、そんな中で演じさせていただく“めんま”という役には、既にいろんな方がイメージを持っていらっしゃると思います。それを壊さないように、自分なりに“めんま”を消化して、少しでもイメージに似た“めんま”を演じられれば、と思っています。

たとえば、なるべく軽やかに見えるように歩いたり走ったりしています。また、“めんま”は憎めないキャラクターなので、“じんたん”を、からかったりするお芝居では、“じんたん”とお話ができることが純粋に嬉しい、という表情と口調でからっかたり。そういうことの積み重ねで“めんま”というキャラクターを作っていければ、と思います。

ドラマになっても、アニメに負けない面白い作品にしたいと思っています。超平和バスターズの素敵な 絆を是非ご覧下さい。またアニメでは私はラストが一番好きなのですが、ドラマでもたくさんの人に感動していただけるラストになると思いますので、是非期待してください。

志尊淳 コメント

こんな話題作に携わらせて頂ける幸せを噛みしめると同時に、原作であるアニメを見て“ゆきあつ”にとても感情移入し、これは相当重い役だな、というのが実感です。“ゆきあつ”の、心に秘めた切ない想いをまっとうする姿を、素直に演じきりたいと思います。と同時に、クールなだけではなく、本当はとても仲間 を思っているところなど、二面性が多いキャラクターである分、アニメをご覧になられていない方にも勘違いされないよう、正確に届けたいと思っています。

松井愛莉 コメント

私自身は“あなる”と逆な部分が多くて、そんなに明るい方ではないですし、まずはテンションを上げて演じていかなくては、と思っています。また、ずっと内に秘めた恋心がある女の子なのですが、その気持ちもあまり隠せなかったり、この6人の中では喜怒哀楽を素直に見せる、一番人間味のある役なので、そんな“あなる”の感情をちゃんとお芝居で見せていきたいな、と思っています。

飯豊まりえ コメント

アニメでは毎回泣いてしまい、凄いストーリーでした。“つるこ”は、あまり感情を面に出さない分、1人で抱え込んでしまっているものがとても多くて、ちょっとさみしい女の子だな、と思います。以前『27時間テレビ』の1コーナーで明石家さんまさんが、好きな女性に“つるこ”を選ばれていた事を知り、ビックリしたのですが、本当に多くの方に愛されているアニメなので、私で大丈夫かな、という不安もあります。既にある“つるこ”というキャラクターに、出来るだけ寄せて演じられれば、と思っていて、声質も普段は高いのですが演じるときは低めにするなど心がけて、精一杯、頑張りたいと思います。

高畑裕太 コメント

“ぽっぽ”はアニメファンからも人気があって、見せ所がある役だと感じています。ずっと会っていなかった仲間たちとの再会後、彼だけすぐに気まずさも無しに接するのですが、どうして、そんなに無邪気なのだろう、ということをずっと考えて撮影に臨めたら、と思っています。そして人間が演じるからこその、アニメとは違う生の美しさを真摯に表現できるよう取り組んでいきたいです。

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