TEAM NACS戸次重幸、「ホコリと幻想」で自称アーティストの孤独な男に

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9月26日より公開される「ホコリと幻想」の予告編が発表された。

「ホコリと幻想」 (c)2014 Real Scale project/DESAFIADORES

「ホコリと幻想」 (c)2014 Real Scale project/DESAFIADORES

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「ホコリと幻想」ポスタービジュアル (c)2014 Real Scale project/DESAFIADORES

「ホコリと幻想」ポスタービジュアル (c)2014 Real Scale project/DESAFIADORES

「ホコリと幻想」は、東京から北海道・旭川に帰郷した自称アーティストの孤独な男、松野と、彼を取り巻く人々が織りなすヒューマンドラマ。「ある夜のできごと」で長編デビューを果たした鈴木聖史がメガホンを取り、主人公の松野役を演劇ユニットTEAM NACSのメンバー、戸次重幸が務めた。そのほかの出演者には美波遠藤要内田朝陽奥山佳恵本田博太郎らが名を連ねる。

YouTubeにて公開された予告編には、東京でアーティスト活動を行っていたと自称する松野が、市が募集している木工モニュメントの制作にのめり込む中で、次第に自分を取り戻していく様子が収められている。

なお本作は北海道・ディノスシネマズ旭川、ディノスシネマズ札幌劇場の2カ所で、9月12日より先行公開される。

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鈴木聖史監督 コメント

「孤独感」を浮き彫りにしていきます。心が締め付けられるほどの青春の前半から日々生きていかなければという切迫した後半へ。

一瞬の再会なのだから、ココロも傷まないはずだった。これから先もそう何度も会わないのだから、今の自分の世界を救うための嘘なんて、怖くもなんともなかった。バレたとき、ぬるま湯につかって可哀想な同級生を見て、思わず罵ったら……なぜか涙が出てきた。地元で生きている連中を見て、狭い世界で生きているなって思っていたら、それは自分の方だった。それでも認めるわけにはいかなかった。だって俺は、成功していなくてはいけないからだ。

夢を叶えたとか言って、詐欺師に成り下がってしまった男の物語は、ひどく格好悪く、それでも最後は愛らしいこの格好悪さを正面から描き、それでも必死だから感じるダサ格好良いを最後に一瞬見せます。それを見せる為の前半のノスタルジックな世界と、現在をメインに描く後半の残酷な時間の経過は、「綺麗に生きる格好良さ」ではなく「アンバランスな人生の格好良さ」を一人の主人公を通して伝えられたらと思います。

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