タルコフスキーの代表作を35mmで堪能できるオールナイト上映、新文芸坐で

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5月9日に東京・新文芸坐にてオールナイト上映会「世界の映画作家Vol. 166 私たちのアンドレイ・タルコフスキー」が開催される。

「惑星ソラリス」のワンシーン。 写真提供:ロシア映画社

「惑星ソラリス」のワンシーン。 写真提供:ロシア映画社

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「ストーカー」のワンシーン。 写真提供:ロシア映画社

「ストーカー」のワンシーン。 写真提供:ロシア映画社[拡大]

同イベントでは、ロシアの巨匠アンドレイ・タルコフスキーが監督を務めた「惑星ソラリス」、「ストーカー」、「鏡」の3作品を35mmで上映。30年に満たない彼のフィルモグラフィーの中から、1970年代に作られた作品が選ばれた。

「惑星ソラリス」は、1972年にカンヌ国際映画祭審査員特別グランプリに輝いたSFで、宇宙ステーションを舞台に知性を持つ海と心理学者との交流と反発を描く。「ストーカー」では、立ち入り禁止区域の中にある“願いが叶う部屋”をめぐり、そこを目指す登場人物たちの内面を照らし出す。最後に上映される「鏡」は、タルコフスキーの自伝的要素が強く打ち出された代表作で、監督本人が詩の朗読を担当している。

水や火を象徴的に利用した独特の画面作りや、緊張感あふれる長回し撮影などで知られるタルコフスキー。映画史に独自の位置を築いた巨匠の作品をまとめて楽しめるこの機会に、ぜひ参加してみてほしい。

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世界の映画作家Vol. 166 私たちのアンドレイ・タルコフスキー

2015年5月9日(土) 東京都 新文芸坐
開場 22:15 / 開映 22:30 / 終映 翌6:15(予定)
<上映作品>
惑星ソラリス
「ストーカー」
「鏡」
料金:前売り・友の会2100円 / 当日一般2300円

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関悦史 @Seki_Etsushi

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