ヴェネツィア国際映画祭でグランプリ「さよなら、人類」の新画像が公開

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ロイ・アンダーソン監督の最新作「さよなら、人類」の新しいビジュアルが公開された。

「さよなら、人類」のビジュアル。(c)Roy Andersson Filmproduktion AB

「さよなら、人類」のビジュアル。(c)Roy Andersson Filmproduktion AB

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「さよなら、人類」のワンシーン。(c)Roy Andersson Filmproduktion AB

「さよなら、人類」のワンシーン。(c)Roy Andersson Filmproduktion AB[拡大]

「さよなら、人類」は、うだつの上がらないセールスマンのコンビ、サムとヨナタンが面白グッズを売り歩く過程で、さまざまな人生を目にしていく物語。ワインを開けようとして心臓発作で死ぬ夫とそれに気付かない妻、天国まで持って行こうと死ぬ寸前まで宝石の入ったバッグを手放さない老女、さらには現代のバーに立ち寄る18世紀の騎馬軍まで登場し、シニカルかつユーモアにあふれた39のシーンで構成されている。

今回発表されたビジュアルは、画の左半分に3人の男が写ったもの。お面を頭にかぶった状態で机に伏しかけているヨナタンと、彼に心配そうな視線を向けながらベッドに腰掛けているサム。そして開いたドアの奥には、もう1人男が立っている。

「さよなら、人類」のワンシーン。(c)Roy Andersson Filmproduktion AB

「さよなら、人類」のワンシーン。(c)Roy Andersson Filmproduktion AB[拡大]

スウェーデン出身のロイ・アンダーソンは、1969年に「スウェーディッシュ・ラブストーリー」で長編デビュー。これまで「散歩する惑星」「愛おしき隣人」など、北欧を舞台にした不条理なコメディを発表してきた。最新作「さよなら、人類」は構想に15年、撮影に4年が費やされており、この作品で第71回ヴェネツィア国際映画祭においてグランプリにあたる金獅子賞を獲得。8月より全国で順次公開される。

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