第7回沖縄国際映画祭、来場者40万人を記録!「笑顔のまんま」で大団円

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3月29日、第7回沖縄国際映画祭「島ぜんぶでおーきな祭」が最終日を迎えた。

第7回沖縄国際映画祭、オールエンディングイベントの様子。

第7回沖縄国際映画祭、オールエンディングイベントの様子。

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25日から始まったこの映画祭は、5日間を通して58本の作品を上映した。来場者数は開催史上最高の40万人を記録。レッドカーペットも今年からコザ、宜野湾、国際通りの3カ所に増え、合計動員数は11万5000人に達した。

会場の全員で「笑顔のまんま」を大合唱した。

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次世代を担う人材の発掘を目的としたコンペティション「クリエイターズ・ファクトリー」では、最優秀賞に「傷人形」を制作した本吉聡子が選ばれた。審査委員長の中江裕司監督は、「最優秀作を受賞した『傷人形』の本吉聡子監督からは、映画を撮らずにはいられない、切実な思いが伝わってきた。そして、あふれる才能に私は嫉妬した。技術的な問題、脚本的な問題は、山ほどあるだろう。しかし、そんなことはたいした問題ではない。撮りたいという魂のみが、映画の未来を変えることができる」とコメント。今回初めて映画を制作したという本吉は「この喜びをかみしめつつ、『傷人形』をもっと多くの人に観ていただけるよう努め、そして次の制作に心を傾けていきたいと思います。より面白い作品をつくって、またここ沖縄に来られるようがんばります!」と意気込みを見せる。なお、本吉監督の次回作については吉本興業の全面的な支援が約束されている。

オールエンディングイベントには謎のベイマックスも登場。

オールエンディングイベントには謎のベイマックスも登場。[拡大]

そして夜にはオールエンディングイベントが行なわれ、かりゆし58を中心とする“島ぜんぶでおーきなバンド”がライブ演奏を披露。バンドには島袋寛子、ET-KINGのイトキン、オレンジレンジのHIROKIらが参加し、芸人や観客も含めた会場の全員で「笑顔のまんま」を大合唱。締めくくりに花火が打ち上げられ、大盛況のうちに映画祭は終了した。

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