札幌と京都に大音量がこだまする！「爆音映画祭」開催決定

音楽ライブ用の機材を使用し、大音響の中で映画を上映する「爆音映画祭」が、5月16日に北海道の札幌プラザ2・5にて、5月21、22日に京都の同志社大学 寒梅館 ハーディーホールにて開催される。

2014年に閉館した東京・吉祥寺バウスシアターで始まり、全国各地に展開していった「爆音映画祭」。同イベントは、「2001年宇宙の旅」「プライベート・ライアン」などのハリウッド大作から、「AKIRA」「ゆらゆら帝国 2009.04.26 LIVE ＠日比谷野外大音楽堂」といったアニメやライブ映像まで幅広いラインナップで知られる。

札幌では、型破りなステージやカーチェイスを楽しめるジョン・ランディス監督の「ブルース・ブラザース」をはじめ計3本の作品が上映される。残りの2作品は、同イベント初上映作品となる予定。

2014年にアニメーション特集が行われた京都では、ヨーロッパ映画を特集。完成までに3年の時間を要し“呪われた映画”と称されるレオス・カラックス監督の「ポンヌフの恋人」、同名アルバムのストーリーを映像化したアラン・パーカー監督「ピンク・フロイド／ザ・ウォール」などを上映する。またロンドンで生まれたミュージカルの映画化でジム・シャーマンが監督を務めた「ロッキー・ホラー・ショー」など過去の上映で盛況を集めた作品も並ぶ。なおライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督の15時間に及ぶ長編テレビ作品「ベルリン・アレクサンダー広場」の最終話も上映され、それ以前の回は5月12、19日に同館クローバーホールを会場に通常の音量で無料上映される。

普段とは異なる環境で映画を楽しめる同イベント。チケットの詳細は、公式サイトをチェックしてほしい。