トム・クルーズ、「M:I」最新作で監督の無茶ぶりに「できるよ」と即答

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3月24日に最新映像が公開された「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」。映像には、主人公イーサン・ハントを演じるトム・クルーズが、離陸しようとする飛行機にしがみついて飛び立つというアクションシーンが含まれているが、このたびその撮影秘話が届いた。

「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」場面写真。上は翼の上を走るイーサン・ハント、下はハントと謎の美女イルサ。 (c)2015 Paramount Pictures

「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」場面写真。上は翼の上を走るイーサン・ハント、下はハントと謎の美女イルサ。 (c)2015 Paramount Pictures

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地上約1524メートルという危険な状況でのスタントをクルーズ自ら行うことになったきっかけは、クリストファー・マッカリー監督の提案だったという。「君がこの飛行機の離陸時に機外にいるというのはどうだろう?」。マッカリー監督は冗談のつもりで話したのだが、クルーズは「それならできるよ」と快諾。

撮影はイギリスで2日間を費やして行われた。なんらかの物体や鳥にぶつかることを避けるため何日もかけて滑走路を清掃。翼の上でも、エンジンから噴き出る燃料を浴びたりガスを吸い込んだりする危険性を考慮して、眼球をカバーするレンズを装着していたという。さらに高度が約304メートル上がるごとに気温が下がっていくため、スーツ姿で演技をしていたクルーズはとても寒かったそうだ。

結局、エンジンが回り始めてから停止するまで機体の側面にしがみつき続け、理想のショットを撮影するために8回も同じことを繰り返したクルーズ。離陸中には何度も体が機体の壁にたたきつけられ、「僕が挑戦したスタントの中でもっとも危険なものだったよ」と述懐する。マッカリー監督は「これほど緊張感のあふれる撮影現場は初めてだった」と回想。冗談のつもりだった無茶ぶりが実現してしまった形だが、「トムは実際撮影を楽しんでもいたと思うよ」と振り返った。

そんな秘話と共に、2枚の新たな場面写真も公開された。1枚は件のスタントから生まれた、翼の上を走るハント、もう1枚は謎の美女イルサとハントの2ショット写真。スウェーデンの新進女優、レベッカ・ファーガソンがイルサを演じる。

「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」は2015年8月7日より全国公開。

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読者の反応

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【ブーハ】 @bu_ha

トム・クルーズ、「M:I」最新作で監督の無茶ぶりに「できるよ」と即答 - 映画ナタリー http://t.co/Qzg6iob5fP 書かれてないけど、命綱つけてますからね、念のため。で、それをCGで消すと。危ないことにあまりかわりはないけど(笑)

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