村上謙三久による書籍「声優ラジオ“愛”史 声優とラジオの50年」が、明日12月3日に発売される。
本書はムック「声優ラジオの時間」などの編集長を務める村上が、アニメ声優がパーソナリティを務めるラジオ番組、通称“アニラジ”について掘り下げる1冊。さまざまな関係者の証言を通じて、ラジオというメディアと声優の関係性について考察している。
証言者の1人として、声優の
そのほか「アニメスクランブル」と並ぶアニメ関連の長寿番組である「青春ラジメニア」のパーソナリティであるフリーアナウンサー・岩崎和夫、日本で初めてタイトルに「アニメ」と冠したラジオ番組と言われる「アニメトピア」を企画した片岡義朗、数々のアニラジのディレクターだけでなく、パーソナリティとしての顔も持つおたっきぃ佐々木らも証言。さらにアニラジ専門誌・アニラジグランプリ(主婦の友社)の編集長だった永井和幸、ADやナレーターを経てラジオ業界入りし、現在もアニメ関連のラジオパーソナリティや司会業など多くの顔を持つ鷲崎健、インターネットラジオステーション・音泉を運営するタブリエ・コミュニケーションズの松永芳幸代表取締役社長と小原康貴プロデューサー、ラジオ大阪のアニメ・ゲーム番組を扱う「1314 V-Station」の中心スタッフだった兼田健一郎といった幅広い顔ぶれが、それぞれの観点からアニラジについて語っている。
「声優ラジオ“愛”史 声優とラジオの50年」
第1章「自分の言葉で話す勇気」
第2章「アニソンの変遷から見た声優とラジオ」岩崎和夫
第3章「初めてのアニラジを作った男」片岡義朗
第4章「史上最も顔が売れたオタクディレクター」おたっきぃ佐々木
第5章「専門誌編集長が目撃したアニラジブームの裏側」永井和幸
第6章「コンビニ店員、時々アニラジ」鷲崎健
第7章「音泉が貫いた“素人思考”と“PRありきの姿勢”」松永芳幸&小原康貴
第8章「Vステはジャーナリスト精神で作られた」兼田健一郎
コラム
野沢那智と白石冬美 声優が深夜ラジオの中心だった時代
林原めぐみと小森まなみ 90年代アニラジブームの先駆者
“ラジオ特化型声優”鈴村健一 深夜ラジオと朝ワイドでの挑戦
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