音楽朗読劇「VOICARION」10周年記念公演の制作発表会見が、本日1月21日に都内某所で開催された。歴代の公演に出演してきた
山寺宏一「唯一無二、本当に類を見ない素晴らしい音楽朗読劇」
会見の冒頭では4月に上演される「女王がいた客室」に竹下、「龍馬のくつ」に山寺、
そして山寺は「『VOICARION』は世界で唯一無二、本当に類を見ない素晴らしい音楽朗読劇です。10周年はまだまだ通過点でしょう。これからいろんな役者が携わるでしょうが、僕は第1回から参加し、藤沢さんと誰よりも早く仕事ができました。このことはずっと自慢していきたいですね」と、こちらも笑顔で話す。
10年間の思い出を振り返る出演者たち
次いで井上が「あっという間の10年でした。最近は『VOICARION』に出てないと一流の声優とは言えないというような風潮まで感じますから、再びお声がけいただき光栄です」と語り、「作品それぞれにものすごく魅力があり人間を描いている。大好きな作品ばかりです。改めて10周年記念公演の期間中、大いに楽しんで演じきりたいです」と高木がコメント。置鮎は「最初に参加したのがコロナ禍の真っ只中、久しぶりに帝劇でのお客様を招いての公演でした。世の中がどうなるかわからない時期だったこともあり印象深い」と話した。
また沢城は「朗読劇という現場だからか、先輩方といつもより深い演技の話ができますね」と、普段の現場との違いに言及。島﨑も「私が役者としてなんとか独り立ちできているのは『VOICARION』で学んだもの、受け取ったものが大きいです」と、その影響を明かした。
登壇者の中で「一番の新参者」は日髙のり子
各登壇者が思い出を披露する中、「初参加が2023年12月で、この中ではおそらく一番の新参者でございます」と切り出した日髙。「とても華やかな朗読劇をやっていることは耳に聞こえてきておりましたので、呼んでいただけてとても光栄でした」と2年前を振り返り、「今回は『スプーンの盾』で盲目の少女・マリーを演じさせていただきます。10周年のこの記念すべき公演に出演させていただけることを本当にうれしく思っております」と語る。
日髙が言及した「スプーンの盾」には平田も触れ、「私は『スプーンの盾』への出演が多いのですが、キャストが毎回変わりまして、その度に印象が変わります。去年の公演では初めての解釈というか発見がありまして、まだまだ僕も道半ばな感じがいたしました」と感慨深そうな表情に。
出演者たちが賞賛するプロフェッショナルな制作スタッフ
制作スタッフに言及する者も多く、緒方は「スタッフの皆様が本当のプロフェッショナル」と熱弁。「衣装、照明などのすべてに全力が注がれています。お客様の想像力をより羽ばたかせるような仕組みがこの座組にはあると思っており、僭越ですが、唯一無二のステージだと感じております。目の前の舞台を感じて、そして自分の頭の中で物語が完成する心地よさみたいなものをぜひ味わっていただきたいです」と続けた。
さらに浪川が「こだわり抜いて作られた衣装や特殊効果が本当にすごいんですよ。いつもリスペクトしています」、山口が「役者の演技だけでなく、音楽や照明といった演出だけで作品の世界を構築していく力がある」と賞賛。牧島は、「この舞台に関わるすべての人が作品のことを信じています。そして悲しいことですがそんな環境は当たり前じゃありません。『役者としてもうやるしかない』と思わせてくれる場を与えてもらっています」と言葉を贈った。
喋るだけ、動かないからこそできる「VOICARION」
役者からも大きな支持を受ける「VOICARION」の中心人物・藤沢は、「僕の朗読劇は基本的に動いたりしない、喋るだけです。ですので一般的な演劇やミュージカルでは配置できない場所に照明や特殊効果の装置が置けるので、視覚効果がほかの舞台とは違うものになります」と、自らその特徴を解説。「さらに役者の皆さんの演技、そして音楽が合わさったときに、目の前にある舞台だけでなく、頭の中にもう1つの舞台が誕生する、これが『VOICARION』の1番の魅力なのではないでしょうか」とアピールした。
2016年に東京・シアタークリエにて初の公演が行われた「VOICARION」は、役者がマイクの前に立ち、台本を持って演じる朗読スタイルの舞台シリーズ。劇作家・演出家の藤沢と東宝が手がけてきた。今年迎える10周年の記念公演として、これまでの全9作品の内7作品が、2月から6月にかけて上演される。チケットは各種プレイガイドで販売中だ。
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kazumi @kazuminist
こっちのナタリーさんもまたちょっと違うコメントが記載されていて助かる!
(ステージとコミックで別角度?の記事なのかな。有り難し)
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