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「Fate/stay night[HF]」第2章公開、舞台挨拶で杉山紀彰、下屋則子らが思いを語る

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劇場版「『Fate/stay night[Heaven's Feel]』II.lost butterfly」の公開初日舞台挨拶が、本日1月12日に東京・新宿バルト9にて行われた。

全3章で構成される劇場版「Fate/stay night[Heaven's Feel]」の第2章となる本作。衛宮士郎と間桐桜を軸に、魔術師(マスター)と英霊(サーヴァント)が万能の願望機である聖杯をめぐり、戦い合う聖杯戦争が描かれる。東京で初雪が観測された公開初日の舞台挨拶には、衛宮士郎役の杉山紀彰、間桐桜役の下屋則子、セイバーオルタ役の川澄綾子、遠坂凛役の植田佳奈、イリヤスフィール・フォン・アインツべルン役の門脇舞以、ライダー役の浅川悠、そして監督の須藤友徳、制作プロデューサーの近藤光が登壇した。

第2章は“キャラクターに選択が迫られる”がテーマであると話す須藤監督。どんな演出にするかはシナリオ段階から慎重に精査し、絵コンテの物量は凄まじいものになったと述べ、第2章を届けられてホッとしていると正直な気持ちを吐露した。そんな須藤監督に対し、近藤プロデューサーは「1章以上」という言葉が社内にあり、それに向かってスタッフ総動員で1年過ごしてきたことを明かす。

一方のキャスト陣は収録を振り返る。杉山は士郎という役を演じるに当たり、桜との恋愛模様と同時に、士郎の生い立ちや価値観とどう折り合いをつけて聖杯戦争と向き合うのかのバランスに注視したと述べる。また収録に向け、ゲームもう一度プレイしたという下屋は、台本を読んで桜の内面やバックボーンを再度見直したいという思いがあったことを明かす。さらに士郎が葛藤しながら答えを出していく終盤がカッコよかったと感慨深げに語った。

台本の表記が「セイバーオルタ」になっていたことを受け止めきれなかったという川澄。しかし「セイバーオルタ」と「セイバー」が別物というような捉え方はしたくないと話し、本作ではセイバーの変化を表現することを考えて演じたと語った。また植田は、事前の練習ではいつも通りに演じていた凛を、アフレコ現場では大きく演じ方変えたことを明かし、今までにない凛のクールな面を出したと述べる。

また1章ではファンのような気持ちで本作と接してきたと振り返る門脇は、バーサーカーの戦闘シーンをただひたすら見守りながらアフレコをしていたと語る。さらに試写会ではバーサーカーの戦いに涙が抑えきれなかったと続けた。そして浅川は、ライダーとして舞台挨拶に立てることに喜びを感じると笑顔を見せ、ライダーが自分の意志で動く場面が多いという本作では、今まで無感情に言っていたセリフに気持ちを乗せるため、どのぐらいまで感情を出すべきか悩んだと明かした。

最後の挨拶で、下屋は作品を観たファンがどんな感想を抱くのか心配しながらも本作をアピール。そして杉山も本作を“世界最高峰のクオリティ”と絶賛し、「Fate」作品のファンに早く観てもらいたいという熱い思いを語った。「『Fate/stay night[Heaven's Feel]』II.lost butterfly」は本日より全国公開。

(c)TYPE-MOON・ufotable・FSNPC

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