主演のメーテル役は
放送に先立ち、栗山と前田への合同取材が行われた。メーテル役への起用に栗山は「正直驚きました」とコメント。「メーテルは私にとっても憧れですし、誰もが憧れるキャラクター。うれしいと共に、やはり本当に多くのファンの方々がいらっしゃるので、ご期待に沿えるようにがんばらなきゃなと思っています」と緊張した表情を見せつつ、「思いを内に秘めている切なさや葛藤をうまく表現できたら」と意気込みを語った。また以前別のドラマで「メーテル」というあだ名を持つ人物を演じたこともある栗山は、その際に松本零士からメーテルのイラストが入ったサイン色紙を贈られたという。「(松本に)お会いできることがあればそのときのお礼と、今回も(作品に)携わらせてもらえることをすごくうれしく思っている、と伝えたい」と笑顔を見せた。
一方前田は「ここまで誰もが知っている作品をやらせてもらえるとは思わなかったので、うれしいと同時に、生半可なことはでけへんなと思いました」とプレッシャーの大きさを明かしつつ、「せっかく実写でやらせていただけるので、原作に沿えるところは沿いつつも、僕なりの鉄郎を作っていきたいです。フィクションのキャラクターということで、普段のお芝居よりもっとオーバーでも成立する部分があると思うので、どこまで攻めていいのかをリハーサルの中で調節していきたい」と意気込んだ。
また、この取材前に初めて劇中衣装を着用して撮影に臨んだ2人。「キャラクターのビジュアルが先にあるものなので、パッと見て“違うな”って思われないか…」と心配する栗山に対し、前田は栗山のメーテル姿を「超メーテルでした!」と絶賛。栗山も「だいぶカッコいい鉄郎」と、前田が扮する鉄郎を評した。撮影の感想を尋ねられると、「楽屋に衣装がかかっているのを見て“メーテルだ!”って。自分でメーテルのビジュアルが成立するのか不安もあったんですが、メイクさんをはじめ皆さんに良い形にしていただけたので、楽しく撮影できました」と栗山。前田は「衣装に袖を通したことで、改めて自分が鉄郎をやるんだって実感して、すごくテンションが上がりました」と興奮気味に語った。
本ドラマが生放送であることに話が及ぶと、栗山は台本を読み「これをどうやって生放送でやるの?」と目を丸くしたという。「僕は舞台経験もないので、生で人に伝えるっていうのが初めてなんです」という前田が「ハプニングが起きたときって、どうやって自分を落ち着かせたらいいんですかね?」と尋ねると、栗山は「舞台だと1カ月くらい稽古して臨むので、意外とハプニングも楽しかったり、刺激になったりするんですよね。でも今回は違うと思います(笑)。私にとっても未知数ですね」と答えた。
最後に栗山は「本当に私自身にとっても挑戦となる作品ですし、皆さんにも『どんなことになるんだろう』とワクワクしてもらえる内容になると思います。『銀河鉄道999』という作品の醍醐味を、実写でもちゃんとお届けできるように、みんなで精一杯作っていきたい」とメッセージを送り、前田は「生ドラマというのは初めての経験で不安なんですが、何事にもまっすぐで、周りを巻き込んでいくような鉄郎の熱い気持ちが伝わるように、僕自身も体当たりで演じていきたいです」と抱負を述べた。
60分間のドラマの放送終了後には、出演者によるアフタートークを生放送で30分間展開。スタジオには「銀河鉄道999 40周年記念作品 舞台『銀河鉄道999』~GALAXY OPERA~」とのコラボレーションとして、舞台版で鉄郎役を演じる
※5/15 20:29追記:記事初出時より画像を追加しました。
銀河鉄道999 40周年記念生ドラマ「銀河鉄道 999 Galaxy Live Drama」
放送日時:2018年6月18日(月)20:00~21:30 生放送
チャンネル:BSスカパー!(BS241/プレミアムサービス579)
原作:
キャスト
メーテル:
星野鉄郎:
クイーン・エメラルダス:
機械伯爵:
大山トチロー:橋本じゅん
アンタレス:
アフタートーク出演:
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- 銀河鉄道999 40周年記念生ドラマ 『銀河鉄道999 Galaxy Live Drama』|スカパー!の“おまけチャンネル” BSスカパー!(BS241)
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