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映画「ママレード・ボーイ」一軒家セットに潜入!両親Sが遊への接し方を丁寧に表現

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「ママレード・ボーイ」メイキングカット

「ママレード・ボーイ」メイキングカット

吉住渉原作による実写映画「ママレード・ボーイ」の撮影が、2017年12月に茨城県内のハウスセットにて行われた。コミックナタリーでは、撮影現場の様子をレポートする。

「ママレード・ボーイ」は、両親がパートナーを交換して再婚することになり、ひとつ屋根の下で奇妙な共同生活を送ることになった光希と遊が織りなすラブストーリー。映画では光希役を桜井日奈子、遊役を吉沢亮が務め、「ストロボ・エッジ」「PとJK」の廣木隆一がメガホンを取った。

本作のためだけに建設された一軒家のハウスセットに、この日は桜井と吉沢、そして“両親S”こと2人の親たちを演じる中山美穂檀れい谷原章介筒井道隆が集結。遊が両親Sに進学について相談するシーンが撮影された。4人の両親Sキャストは、“遊が将来のことを話す”という状況を想像してのそれぞれの立ち位置についてディスカッション。廣木監督とともに「ここで私が遊の前に座る? 遊のお母さんじゃないのに?」「でも再婚した今はお母さんだから」「血を分けているから、(中山演じる)千弥子に同意を求めるべきだと思う」と複雑な家族関係を分析しながら細かい流れを決定していく。また谷原が合間に吉沢と談笑したり、「仕送りが大変になるなあ……」とアドリブを入れて場を和ませる一幕もあった。

かねてより本作の映画化を望んでいたという吉住は、このハウスセットにも足を運んだそう。プロデューサーの松橋真三と北島直明は「なぜここにこの部屋があるのかなど、逆算してセットが作られていることにすごく喜んでくださった」と吉住の反応を振り返る。また吉住は、制服のデザインに関してもアイデアを出しているという。

八田鮎子の原作を廣木監督が映画化した「オオカミ少女と黒王子」のプロデューサーも務めた松橋と北島は、「ママレード・ボーイ」製作のきっかけを「『オオカミ少女』の頃に少女マンガについてのマーケティング調査をしたら、実写化してほしい少女マンガのダントツ1位が『ママレード・ボーイ』でした。いまだ冷めやらぬファンの熱があること、若いカップルだけでなく親も交えた恋という設定が今となっては新しいと思ったことから、実写化を決めました」と明かす。アニメ版も人気を博した同作だが、プロデューサー陣は「廣木組が向き合っているのはあくまで吉住先生のマンガです」と明言した。

そんな本作の主演に抜擢された桜井は「最初はキャラっぽく作るのかなと思っていたんですけど、廣木監督から『普通にやって』と言われて。今までデフォルメされた演技が多かったので、普通ってなんだろう?と悩むくらいでした」と苦労を述べた。対する吉沢は、役作りについて「今回はそこまで原作を意識していないかもしれません。監督もわかりやすくキャラクターっぽく作るのを嫌う人ですし。遊の心の奥底にある闇みたいなものを自分の中に落とし込んでおいて、あとは自然体でいます。ちょっと“吉沢亮”が出てるくらいの感じです」と語る。また意識的にいろいろな場面で笑うようにしているそうで、「遊は親のことがあって、表面的な部分でしか人と関われない。困ったときにヘラヘラ笑っちゃう人間であり、それが彼の柔らかい雰囲気を作っている印象」とこだわりを明かした。

映画「ママレード・ボーイ」は4月27日より全国ロードショー。

「ママレード・ボーイ」

2018年4月27日 全国ロードショー

スタッフ
原作:吉住渉「ママレード・ボーイ」(集英社文庫コミック版)
監督:廣木隆一
脚本:浅野妙子
プロデューサー:小岩井宏悦、松橋真三、北島直明

キャスト
小石川光希:桜井日奈子
松浦遊:吉沢亮
須王銀太:佐藤大樹
秋月茗子:優希美青
小石川仁:筒井道隆
松浦要士:谷原章介
小石川留美:檀れい
松浦千弥子:中山美穂

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