2016年に「BEAST COMPLEX」で商業誌デビュー後、今年の3月で画業10周年を迎える板垣。原画展では出版社を横断して厳選された200点以上の原画を展示する。まず会場を入って来場者を出迎えるのは、原画展で展示される作品の紹介ムービー。各作品のキャラクターとセリフが映画のコマのように映し出されていった。
続くコーナーでは、板垣初の長期連載作となった「BEASTARS」の原画を展示。ずらりと並ぶ原画の横には、板垣が綴る制作の舞台裏や思い出などの一言コメントが添えられている。またレゴシやハル、ルイたちの描き下ろし等身大パネルのほか、死神アドラーの仮面と帽子の造形物も飾られた。裏市を再現したジオラマはフォトスポットとなっており、ぬいぐるみなどと一緒に撮影することが可能。また「愛肉の日」に行われた縄張り争いを模した落書きコーナーも設置された。なお各コーナー入り口に設置された作品紹介パネルには、板垣と担当編集者からの一言コメントが添えられている。
続いての作品は「BEAST COMPLEX」「SANDA」。「SANDA」のコーナーでは、大渋が“最強の全身運動”と称する、合わせ鏡で約500人の自分を目視できるように作られた「視線の間」を模したジオラマも登場し、実際に体験することができる。「大黒愛護学園創立50周年記念像」と名された大渋の立体像も展示された。「タイカの理性」のコーナーでは、仮タイトルだった「タイカの忠誠(仮)」の第1話ネームを手に取って見ることができる。
「板垣巴留展~『BEASTARS』『SANDA』から『タイカの理性』まで パルの創造の世界~」より、「SANDA」の「視線の間」を模したジオラマ。実際に合わせ鏡を体験することができる [高画質で見る]
「ボタボタ」の原画や、これまで手がけてきたコラボイラストも登場。アニメ第2期のオープニング、エンディングを飾ったYOASOBIとのコラボグッズイラストや、東武動物園とのコラボ企画のイラスト、映画の応援イラストなどが集められた。また板垣がメディア出演時に装着する鶏の被り物も展示。展覧会ビジュアルの制作動画やエッセイ「パルノグラフィティ」のエピソードを中心とした、板垣の年表も飾られている。
「板垣巴留展~『BEASTARS』『SANDA』から『タイカの理性』まで パルの創造の世界~」は3月29日まで。会場を抜けると、グッズコーナーが展開されており、キービジュアルを用いたアクリルブロックやTシャツ、レゴシの顔がデザインされたショルダートート、キャラクターの刺繍があしらわれた「刺繍缶バッチ」などを販売している。
「板垣巴留展~『BEASTARS』『SANDA』から『タイカの理性』まで パルの創造の世界~」
会期:2026年3月7日(土)~3月29日(日)
時間:10:00~19:00 ※最終入場は閉場の30分前まで、※3月14日(土)のみ閉場時間は16:00
会場:東京都 寺田倉庫 G3-6F
料金:前日内覧会チケット7700円、前売通常入場券2200円、前売限定グッズ付き入場券5500円、当日通常入場券2500円、当日限定グッズ付き入場券5800円
コミックナタリー @comic_natalie
【イベントレポート】「板垣巴留展」明日開幕!
「BEASTARS」裏市ジオラマでぬいと撮影、「SANDA」大渋の記念像や“視線の間”体験ジオラマも(写真30枚)
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