コミックナタリー - マンガのニュースを毎日発信

電子コミック大賞「かわいいひと」に流れ星・ちゅうえい「男子でもキュンキュン」

99

左から若槻千夏、流れ星のちゅうえい、同じく流れ星の瀧上伸一郎。

左から若槻千夏、流れ星のちゅうえい、同じく流れ星の瀧上伸一郎。

「みんなが選ぶ!! 電子コミック大賞 2018」の授賞式が、本日1月23日に東京・赤坂ガーデンシティにて行なわれた。

電子書籍配信サイト・コミックシーモアが主催する同賞は、出版社17社が推薦した「2018年に電子でヒットしそうなコミック」25作品を対象に一般投票を行い、得票数が最も多い作品を選出するマンガ賞。栄えある大賞には斎藤けん「かわいいひと」が選ばれた。

授賞式にはゲストとして若槻千夏と、流れ星のちゅうえいと瀧上伸一郎が登場。ノミネート作品の大半に目を通したという若槻は、「独身時代は自分の部屋に、自作の本棚でマンガ喫茶を作ってたほどマンガ好きだったんですけど、最近は読めてなくて。今回、久しぶりにスイッチを入れてマンガを読んだから、すごく楽しかった。やっぱりキュンキュンできるマンガが好きです」と感想を述べる。

トロフィーの贈呈では、大賞を受賞した斎藤に代わり担当編集が登壇し、コメントを代読。斎藤は読み切りから始まった「かわいいひと」の執筆当時を振り返り、「どうしたらもっとたくさんの人に自分のマンガを読んでもらえるかを悩んで行き詰まっていた私に、担当編集者さんが『それは編集の仕事だから、齊藤さんはもっとキャラクターを愛することに力を注いでください』と声をかけてくださり、できるだけプレーンに、キャラクターの愛しさが伝わるようにと洗練して作ったお話です」と述べる。また「それをたくさんの人に支持していただけたことは、『ちゃんと伝わってるよ』と言っていただけたようでうれしい気持ちです。疲れたときやちょっと一息つきたいときに、読んでほっとできるような、またがんばろうと思えるようなマンガを目指して、これからも精一杯努力していきます」と意気込みを語った。

若槻は「かわいいひと」について、「どこか懐かしいというか、青春を思い出させてくれるようなピュアでじれったい恋愛」とコメント。ちゅうえいは「2人で旅行の打ち合わせをするシーンがあるじゃないですか。あそこ、男の子なのに本当にキュンキュンして……」とニヤニヤしながら答え、瀧上に「お前気持ち悪いな!」とツッコまれる。ちゅうえいは続けて、「『すんげーの描くな!』と先生にお伝えください」とメッセージを送っていた。

そのほか男性部門賞を津村マミ「コタローは1人暮らし」と金田一蓮十郎「ラララ」が、女性部門賞をカナエサト「永久指名おねがいします!」と七尾美緒「私は天才を飼っている。」がそれぞれ受賞。津村の代理で登壇した担当編集は、「男性部門賞を受賞させていただきましたが、女性の読者も本当に多い作品です。男女ともに楽しめる作品を目指してこれからもがんばります」と語る。また金田一の代理でトロフィーを受け取った担当編集は、「金田一先生は以前から読みやすさをとても大切にされている作家さん。それがスマートフォンで読む電子コミックに適していたのかも」と分析した。カナエは「多くの方々に読んでいただけて本当に幸せ」と感謝を述べる。七尾は「緊張して何を言っていいかわからないですけど、すごくうれしいです」と素直な喜びを口にした。

コミックシーモアでは特設サイトにてこれらの結果を公開するとともに、受賞した5作品全巻を半額で読めるクーポンを配布。サイトでは作家からのコメントや、読者からの声も紹介している。

「みんなが選ぶ!! 電子コミック大賞 2018」

大賞
斎藤けん「かわいいひと」
女性部門賞
カナエサト「永久指名おねがいします!」
七尾美緒「私は天才を飼っている。」
男性部門賞
津村マミ「コタローは1人暮らし」
金田一蓮十郎「ラララ」

コミックナタリーをフォロー