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第1回さいとう・たかを賞、「アブラカダブラ ~猟奇犯罪特捜室~」に決定

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第1回さいとう・たかを賞の受賞作が、リチャード・ウー原作による芳崎せいむ「アブラカダブラ ~猟奇犯罪特捜室~」に決定した。

「アブラカダブラ ~猟奇犯罪特捜室~」は、捜査一課の管理官・鐘巻がとある連続殺害事件の現場に突入するところから始まるサスペンス。ビッグコミックオリジナル増刊(小学館)にて連載中で、単行本は2巻まで刊行されている。

長崎尚志名義でも活動し、「ゴルゴ13」などの担当編集者としての経歴を持つウーは「受賞の報をいただき、大変感激した理由は、さいとう・たかを氏こそ自分の師と(勝手に)思っていたからです」とコメント。芳崎は「ウーさんの当代随一の原作、担当諸氏のたゆまぬ熱意、作画チームの並々ならぬこだわりによって、行きたくても一人では行けない場所にたどり着くことができました」と感謝を述べた。

一般財団法人さいとう・たかを劇画文化財団が創設したさいとう・たかを賞は、シナリオと作画の分業により制作され、成人男女を主な読者対象とした作品を顕彰するマンガ賞。審査員にはさいとう・たかをのほか、池上遼一、やまさき十三、小学館の代表取締役社長・相賀昌宏氏、作家の佐藤優が名を連ねた。なお一般財団法人さいとう・たかを劇画文化財団の特設ページでは、選考委員による白熱した最終選考会の会議録が公開されている。なおコミックナタリーではこの後、授賞式の様子をレポートでお届けする。

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