11月1日より東京・森アーツセンターギャラリーにて開催される「THEドラえもん展TOKYO 2017」。本日7月31日に同展の記者発表会が六本木ヒルズ内のアカデミーヒルズにて行われ、参加アーティストの
「THEドラえもん展TOKYO 2017」は、さまざまなアーティストたちが「あなたのドラえもんをつくってください」という呼びかけに応えて作成したアート作品を展示する企画展。これまで発表された参加アーティストにはしりあがりや西尾のほか、
本日の司会を務めるのは、アニメで出木杉英才の声優を務める萩野志保子。まず彼女から26組のアーティストに加え、
ここで村上隆による本展のメインビジュアルがお披露目。タイムマシンに乗った
イベントの中盤、山下、しりあがり、西尾が壇上へ登壇。しりあがりは「まさに『ドラえもん』というのは僕らにとって“環境”なんです。いわば今回の展示会は、みんなで富士山を描くようなものだと思っています。日本の代表的な風景を描くということはとても自然なことだし、やるべきこと。それに参加させてもらうことはとてもうれしいです」と述べる。続けて西尾は「小学校1年生からの3年間、『ドラえもん』に影響を受ける生活を送っていました。3年間というのも、ハマりすぎてマンガを没収されたからなんです」と苦笑しながら明かす。
またしりあがりは、今回の展示にはアニメーションを出展する予定であることを明らかに。「『ドラえもん』のアニメを大手を振ってイジっていいって、こんな機会ないでしょ」と笑いまじりに話しながら、「この時代や社会が、ドラえもんにポケットから出してもらいたいものはなんだろうというのをテーマに作ろうと思います」と真摯に語る。山下としりあがりは「真面目ですね」「僕はずっと真面目ですよ」と仲睦まじく掛け合いながら、山下は「例によっての“ゆるメーション”を期待してます」と声をかけた。
しりあがりからは「藤子・F・不二雄先生は日本のマンガの真ん中。(先生の作品は)空気のようなもので、いろんな絵柄の原点になっている。僕たちに一番染み込んでいるんじゃないのかな」というコメントも。最後に観客へ向け、「28組も参加しているので、(作品の意味が)理解できる作品も理解できない作品もあるだろうけど、自分の知ってる『ドラえもん』はこんなふうに七変化するんだって思ってもらえれば」とメッセージを送る。そして「現代アートがすぐできる、というひみつ道具が欲しいですね(笑)」と笑いを誘い、イベントは和やかに幕を閉じた。
THEドラえもん展TOKYO 2017
会期:2017年11月1日(水)~2018年1月8日(月・祝)※会期中無休
会場:森アーツセンターギャラリー
参加アーティスト
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