タナカカツキのデビュー作「逆光の頃」が映画化!主演は高杉真宙

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タナカカツキ「逆光の頃」の映画化が決定した。監督・脚本は映画「ももいろそらを」や「ぼんとリンちゃん」の小林啓一。主人公の赤田孝豊役は高杉真宙が演じる。

「逆光の頃」より。撮影/徳間書店

「逆光の頃」より。撮影/徳間書店

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復刻版の「逆光の頃」。

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「逆光の頃」はコミックモーニングおよびモーニングOPEN(ともに講談社)にて1988年から1989年にかけて連載された、タナカのデビュー作。小林監督自らが特別に思い入れのあるマンガとして映像化を切望していたという同作は、思春期の少年が持つ不安定さ、儚さを京都の街を舞台に描いた叙情的な作品だ。1989年に単行本が発売されて以来、長らく絶版となっていたが2009年に太田出版より復刻版が刊行されている。原作マンガの全12編の中から、「僕は歪んだ瓦の上で」「銀河系星電気」「金の糸」の3編にオリジナルの1編を加え、1本の映画作品として制作される。

主演を務める高杉は、主人公の孝豊について「演じた自分でもつかみづらいところがある不思議な子。今に満足もしているけれど、変わりたいという気持ちもある。そんな孝豊の目には、変わっていく周りがキラキラして見えるんじゃないかなって思います。だから『逆光』なんだなと思いながら演じました」とコメントした。映画は2017年に劇場公開される。

高杉真宙コメント

「逆光の頃」のオフショット。撮影/徳間書店

「逆光の頃」のオフショット。撮影/徳間書店[拡大]

「逆光の頃」で、孝豊役を演じさせていただく事になりました。
原作はタナカカツキさんの漫画ですが、すごく独特な世界観だなと思いました。まるで絵みたいで、オシャレな漫画だなぁって。その世界観を僕自身が表現出来たら嬉しいなと思いました。
僕が演じる孝豊は、京都で生まれ、京都で暮らしている高校生です。
いろんな人たちと出会って、別れて、恋をして、喧嘩して成長して生きていく…そんな日常を描いたお話です。
孝豊は、演じた自分でもつかみづらいところがある不思議な子。今に満足もしているけれど、変わりたいという気持ちもある。そんな孝豊の目には、変わっていく周りがキラキラして見えるんじゃないかなって思います。だから「逆光」なんだなと思いながら演じました。
撮影はオール京都ロケ。京都は最高ですね!
ご飯も美味しいですし、あの空間自体が好きです。お寺や観光地周辺だけじゃなく、そこから少し外れた場所でも雰囲気があって、歩いて見てまわりたくなる感じ…いつか京都に住んでみたいくらいです。僕も学生に戻って、京都で青春を送りたいなと思いました。
ただ、京都弁にはやはり苦労しました。京都弁指導の先生が撮影にもついてくださっているのですが、最初は間違えた時もどこが間違っているのか全然わからなかったり。だんだん耳が慣れてきて、間違いに気付けるようになりましたが…。
何回かに分けて撮影したので、毎回必死に練習していました。僕はけっこう早口なので、ゆーったり喋るっていうのが難しくて苦戦しました。ただ、京都弁はそこがすごく良いところでもあって柔らかくて聴き心地がよくて好きな方言のひとつになりました。
今回、とても嬉しかったのは「ぼんとリンちゃん」でご一緒した小林啓一監督と再びお仕事をする事ができたこと。
「ぼんとリンちゃん」撮影時、僕はまだ16歳で小林監督とのお仕事は4年ぶりでしたが、あの時とは自分も演技に対する向き合い方や考え方が変わったので、20歳の自分がまた小林監督とご一緒できるのは、緊張しながらも楽しみでした。いろんな作品を経たことで自分の中で固まっている部分があったのですが、小林監督と撮影をするにつれ、それが崩れて、少しずつ京都の子になれたかな?と思います。
小林監督はじっくり撮る方なので撮影は大変なのは大変で、今回も季節をまたいで撮影しましたが、普通なかなか出来ることではないと思うので、この作品でも何かを吸収出来ていたらいいなと思います。
「逆光の頃」は、京都の魅力がすごく出た作品になっていると思います。
京都の素晴らしさと、いろいろなところにある孝豊の「逆光」をぜひ見て頂きたいです。
そして、この不思議な子・孝豊を見て、ハマって頂けたら嬉しいです。

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