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江口寿史「来年こそはマンガ家に」宣言?マンガ仕事をまとめた1冊が刊行

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「江口寿史 KING OF POP Side B」の中面より。

「江口寿史 KING OF POP Side B」の中面より。

江口寿史 KING OF POP Side B」が、本日10月25日に青土社より刊行された。これは2015年9月から2016年2月まで明治大学米澤嘉博記念図書館にて行われた同タイトルの企画展を書籍化したもの。

江口は2015年に「KING OF POP」と題した画集を発売し、同タイトルの個展を全国で開催した。この個展はイラストを中心に紹介するものであったため、これを補足する形で江口のマンガ家としての仕事を通覧できるように企画されたのが「Side B」だ。

本書では企画展の内容をもとに、中学時代の落書きノート、「すすめ!!パイレーツ」「ストップ!! ひばりくん!」などの原画に加え、それぞれの作品の初出誌や関連資料を用いて、時代背景などもわかるように解説された。編集は「Side B」展のキュレーションを務めた明治大学の宮本大人准教授が担当している。またおまけとして、江口による雑誌掲載時の目次コメントやTwitterでの発言をまとめた「江口寿史による江口寿史年代記」も収録された。

現在はイラストの仕事が中心となっている江口は、本書の帯で「来年こそはマンガ家に戻ります! 去年もそう思った…」とコメントし、宮本は「ほんとはこっちが『Side A』だからね!」と語っている。江口の原点であるマンガ家としての一面をまとめたこの本を、ファンは手に取ってみては。

書籍の発売を記念し、10月30日から11月27日にかけて、江口のサイン会や、宮本も参加するトークショーが東京都内各所で実施される。日程やそれぞれの参加条件は青土社のサイトで確認を。

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